国内仕様は89万円で発売

XSR700ABSは赤と銀の2色に決定

【YAMAHA XSR700ABS 正式写真 価格89万9646円 発売日:11月6日】

911日スクープしたXSR700の国内仕様がついに発表となった。922日にアメリカ、ヨーロッパで発表された新色の赤と欧州では従来から存在していた銀の2色がラインナップ。ヤマハのMTベースのネオクラシックモデルはXSR900よりもXSR700が元祖。欧州での発売後2年を経過して国内発売となった700の詳細を紹介しよう。

シルバーはSRXの再来に見える?!

XSR700MT-07をベースとしたネオクラシックモデルで、アメリカを拠点に活躍しているカスタムビルダー・木村信也氏が製作したMT-07カスタムがきっかけとなっている。20157月に欧州で発表され、その後XSR900が登場。日本では900のみが2016年に発売し、ようやくこの2018年モデルで700900と出そろったのである。

カラーバリエーションは「マットグレーメタリック3」と「ダルレッドメタリックD」の2色。グレー3XSR900にも従来からある色で、アルミ地をヘアライン加工したこだわりのカラーリングがXSR700にも投入されたものだ。700のもつ軽快感もあいまってSRXの再来にも見える。赤は、アメリカと欧州で1972年型XS2をベースにデザインされたカラーリングと説明されたが、国内ではヘリテージモデルをリスペクトする色と表現されている。

■カラーバリエーション(日本仕様)

日本仕様のカラーバリエーションは2色設定で、上がガレージビルド感を表現するマットグレーメタリック3、下がヘリテージモデル(1972年型XS2カラー)をリスペクトするダルレッドメタリックDとなる。

■主要諸元■全長2075 全幅820 全高1130 軸距1405 シート高835(各mm) 車重186㎏■水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ688cc 内径×行程 80×68.5mm 73ps/9000rpm 6.9㎏-m/6500rpm 6段リターン 燃料タンク容量13L■ブレーキF=Wディスク R=ディスク■タイヤF=120/70R17 180/55R17

 

以下ヤマハリリース(※写真は海外仕様)

企画の狙い

2016年の国内二輪市場(401cc以上)において、レトロな外観と先進技術によるパフォーマンスを合わせもった当社の「XSR900 ABS」が人気を得ていますが、同時に「MT-07」も支持を得ており、手頃な600700ccクラスへの人気を示しています。今回の「XSR700 ABS」は、定評のある「MT-07」のコンポーネントをベースに、オーセンティックな外観、街中もリラックス&カジュアルに楽しめる性能、カスタマイズの可能性を想起するボディ構成などをバランスさせるモデルとして開発しました。

【主な特徴】

1. ホリゾンタルスタイルを踏襲したボディライン

水平基調をモチーフとしたボディラインを採用しました。「XSR900ABS」同様、ヘッドランプからタンク、シートまで連続する滑らかなライン構成として、ピュアかつシンプルな構造により、オーセンティックな雰囲気を伝えます。

 

2. 各部へのアルミパーツの織り込み

多彩なアルミパーツを織り込み、素材感を強調、ヘリテージモデルとしての佇まいを表現しました。アルミ製のタンクサイドカバーは、表面カーブに微妙な変化を持たせ、ニーグリップの絞り込み部も滑らかな面構成で仕上げています。その他、ヘッドランプステー、ラジエターサイドカバー、フロントフェンダーステー、ハンドルなどにアルミ材を採用。ヤマハデザインが目指すCMFG(カラー、マテリアル、フィニッシュ、グラフィック)デザインを象徴するところです。さらにヘッドランプ、メーター、テールランプ、マフラーエンドは普遍的な形状である“サークル”をモチーフに、機能をデザイン要素として表現しました。またサイドカバー、フロントフェンダーステーにはサークル型の肉抜き加工を施しガレージビルドのような軽量感を持たせました。

 

3. 水冷2気筒688cm3“クロスプレーン・コンセプト”エンジンの搭載

MT-07」に搭載され定評のある“クロスプレーン・コンセプト”に基づいたエンジンを搭載。実用域で使用頻度の多い回転域(3,0006,500r/min)での粘り強いトルクとのバランスを主眼に開発したエンジンです。とくに 46 速使用時に粘り強い特性を発揮、ミッションレシオの効果が相まって扱い易さ、楽しさ、コントロール感に繋がっています。

 

4. カジュアル&スポーティな走りを支えるディメンション

リラックス&カジュアルな走りにフィットするアップライトなライディングポジションとしました。アルミ製ハンドルはワイドな740 mm幅、フィット感あるシートおよびヒップポイント/ハンドル高とのバランスで、リラックスした姿勢ながら優れたハンドリングを支えます。

 

5. カスタマイズを想起させる独立した構成のパーツ類

サイドカバー、センターカバー、メーター、前後フェンダーなどもそれぞれシンプルかつ独立した構成として、ドレスアップ時の容易性を配慮しました。その他、リアフレームをボルトオン式とした軽量バックボーン型フレームを採用しました。リラックス&カジュアルな走りを支え、またカスタマイズ時の整備性にも役立ちます。

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いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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