2018年3月3日に掲載したランブレッタ復活&国内導入で東京モーターサイクルショーに出展へ、というニュース続いてもう一つのイタリアンブランドが新たに国内導入を果たすかも知れない。今回の東京MCSにプロトがBENELLI=ベネリの車両を参考出品して話題となったのだ。
まだ市場調査の段階
トップ写真の402Sは2017年11月のミラノショーで発表されたベネリのブランニューモデルで、欧州での導入は2018年の後半を予定。今回プロトが東京モーターサイクルショーに出展したモデルには入っていないが、幅広いラインナップを示す一例として掲載した。今回プロトが持ち込んだのは、125ccネイキッドのTNT125、300ccフルカウルスポーツの302R、500ccアドベンチャーのTRK502、500ccネイキッドのレオンチーノ500の4台でいずれも参考出品の扱いだ。プロトによると、現在ベネリ製の電動アシスト自転車を国内に輸入販売している関係からバイクも出展し、ライダーの反応を探ろうというもの。バイクの国内導入については未定だ。もし、国内に導入する際は追ってプロトから発表があるだろう。
ベネリとは?
ベネリは1911年に創業したイタリアの名門ブランドで、日本メーカーに対抗して4気筒や6気筒モデルまで開発したが、1988年にモトグッチと合併。1995年に新たなオーナーの下で復活を果たし、2002年に3気筒エンジンのトルネード900が発表されているのは記憶に新しいところ。その後、2005年11月から中国企業の傘下となりレオンチーノ、302R、TRK502などをヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリア等で販売している。また2011年にベネリは創立100周年を迎え、電動アシスト自転車を発売することを決定している。
撮影:飛澤慎(東京モーターサイクルショー)
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