モーターサイクルショー特集⑳

BENELLI=ベネリが日本にやってくる?!

2018年3月3日に掲載したランブレッタ復活&国内導入で東京モーターサイクルショーに出展へ、というニュース続いてもう一つのイタリアンブランドが新たに国内導入を果たすかも知れない。今回の東京MCSにプロトがBENELLI=ベネリの車両を参考出品して話題となったのだ。

まだ市場調査の段階

トップ写真の402Sは2017年11月のミラノショーで発表されたベネリのブランニューモデルで、欧州での導入は2018年の後半を予定。今回プロトが東京モーターサイクルショーに出展したモデルには入っていないが、幅広いラインナップを示す一例として掲載した。今回プロトが持ち込んだのは、125ccネイキッドのTNT125、300ccフルカウルスポーツの302R、500ccアドベンチャーのTRK502、500ccネイキッドのレオンチーノ500の4台でいずれも参考出品の扱いだ。プロトによると、現在ベネリ製の電動アシスト自転車を国内に輸入販売している関係からバイクも出展し、ライダーの反応を探ろうというもの。バイクの国内導入については未定だ。もし、国内に導入する際は追ってプロトから発表があるだろう。

【BENELLI 302R 2018年型】展示されたのは300ccだが250cc版も存在し、国内導入に向けて有力視された302R。東京モーターサイクルショーに出展された車両とミラノショーで配布された広報写真。エンジンはDOHC4バルブの並列2気筒で38psを発揮。日本メーカーの主力モデルと同じエンジン型式だ。

【BENELLI TNT125 2018年型】こちらも最も手軽なモデルということで導入が有力視されていたTNT125。エンジンは、SOHC4バルブの125cc空油冷シングルにツインプラグで11.1psを発揮するストリートファイターだ。

【BENELLI LEONCINO 500(レオンチーノ500) 2018年型】かつての主力モデルだった名称を受け継いだネイキッドモデル。エンジンはDOHC4バルブの並列2気筒500ccで47.6psを発揮する。

【BENELLI TRK502/X 2018年型】レオンチーノ500と同じパワートレインを使用したアドベンチャーモデル。東京モーターサイクルショーにはSTDが参考出品されたが、スポークホイールの豪華版=Xも存在している。

ベネリとは?

ベネリは1911年に創業したイタリアの名門ブランドで、日本メーカーに対抗して4気筒や6気筒モデルまで開発したが、1988年にモトグッチと合併。1995年に新たなオーナーの下で復活を果たし、2002年に3気筒エンジンのトルネード900が発表されているのは記憶に新しいところ。その後、2005年11月から中国企業の傘下となりレオンチーノ、302R、TRK502などをヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリア等で販売している。また2011年にベネリは創立100周年を迎え、電動アシスト自転車を発売することを決定している。

【BENELLI 402S 2018年型】こちらはトップ写真に掲載した402S。レオンチーノ500のエンジンをストロークダウンしたと思われる399.3ccエンジンで、もし国内に導入されれば普通免許で乗れそうだ。

撮影:飛澤慎(東京モーターサイクルショー)
「2018新生ランブレッタが国内発売へ」記事はこちら

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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