近年、ホンダが積極的に展開している“レジェンド名車”のヘルメット。CB750FourやNSR250R、RC30などに続いて、CB1100Rカラーのヘルメットが登場した。製品名は「Arai XD CB1100R」。‘83年に登場した最終型1100R(RD型)の生誕35周年記念という触れ込みで、5月31日までの受注期間限定販売だ。
1100R唯一のキャンディトリコカラー
CB1100Rには初代のRB(‘81)、2代目RC(’82)、そして3代目のRD(’83)が存在するが、今回のヘルメットのモチーフは歴代で唯一キャンディカラーのトリコロールを採用していたRD。アライの最新フルフェイスであるXDをベースに、巧みに実車のパターンを反映させている。
デザインはNSRやRC30のヘルメットも手掛けた本田技術研究所のデザイナーが担当しており、メーカーの色見本をベースに調色するという、マニア泣かせのこだわりも前作と同様。NSRやRC30ヘルメットはアライの最上級フルフェイス・RX-7Xをベースとしていたため税込で7万円を超えていた価格も、ベースをXDとしたことで6万3720円(税込)へと引き下げられている。
全国のホンダ正規取扱店で受付中!
サイドには「1100R」のロゴが入るものの、ホンダの伝統的なカラーリングなだけにCB1300系など、他の車両にもよく似合うだろう。展開はS/M/L/XLの4種。通しのシリアルナンバーが入り「専用収納袋・専用外箱」も付属するのもNSRやRC30と同様だ。予約受注は全国のホンダ正規取扱店にて3月27日からスタートしており、5月31日までにオーダーを入れれば必ず購入できる受注期間限定販売。ヘルメットが手元に届くのは今年の9月上旬以降となっている。
アフリカツイン用も登場!
ビッグタンク仕様の「アフリカツイン・アドベンチャースポーツ」のグラフィックを施したヘルメットも登場。サイズ展開はCB1100Rと同様で、こちらも4/25までの受注期間限定販売。申し込みは同じくホンダ正規取扱店へ。