あのコンセプトモデルの行方は?!

市販版CB1000Rインターセプターを予想!

2017年のミラノショーで登場したロケットカウルのコンセプトモデル、CB4 Interceptor(インターセプター)は「ネオ・スポーツ・カフェ」をデザインテーマに2016年のミラノショーに出展されたCB4 CONCEPT(コンセプト)の進化型。CB4コンセプトからエンジンが650→1000となり市販版CB1000Rインターセプターも期待できそう?!

CB1000Rロケットカウル仕様もゼヒ

ここのところ、ホンダのコンセプトモデルが市販化される確率はかなりのもの。まず、来年国内でも発売される新型CB1000Rの前身は2016年発表のCB4コンセプト。当時から「ネオ・スポーツ・カフェ」というデザインテーマを掲げており、それが新型CB1000Rに引き継がれた。2015年のミラノショーで発表されたシティー・アドベンチャー・コンセプトは2017年にX-ADVとして発売、他にも最近の主要な例は下記に記した通りだ。

●2014トゥルー・アドベンチャー→2016CRF1000Lアフリカツイン

●2016 300TTレーサーコンセプト→2018CB300/250R

●2016モンキーコンセプト→2018モンキー125

●2017 150SSレーサー→2018CB150R

こうして振り返るとCB-Rシリーズは2016年頃から欧州やアジアのショーに出展し、反応を探っていたことが分かる。そして、この流れから行くと2017年のミラノショーに出展されたロケットカウルのCB4インターセプターは、2019年に市販?! というパターンが見えてくるが……。

【HONDA CB1000Rインターセプター 予想CG】2017年11月、ホンダがミラノショーに出展したCB4インターセプターの灯火類を公道に適合させ、マフラーを新型CB1000Rと共通とした本誌CG。ミラーはハンドルマウントかカウルマウントか、どちらでも似合いそうだ。

 

懐かしの「インターセプター」が復活

インターセプターと言えば、1980年代のVFやその後のVFRの名称としてアメリカで長く親しまれていたもの。そのネーミングが、2017年のCB1000Rベースのコンセプトモデルで突如復活した。従来のVF系モデルとは完全に切り離されているが、「迎撃機」という本来の意味からすると、カウル中央のファンやカウルサイドのウイングレットなど航空機をモチーフとしている部分がネーミングの由来なのかも知れない。

【HONDA CB4インターセプター 2017ミラノショー出展コンセプトモデル】2016年のミラノショーに出展されたCB4コンセプトはCB650Fがベースだったが、インターセプターはCB1000Rがベース。CBR1000RR(SC57)譲りのエンジンやバックボーンフレームのシャーシはそのままにロケットカウルやオーリンズでカスタマイズした。

 

足まわりは超豪華仕様

新型CB1000RはショーワのFサスにアルミホイールだったが、インターセプターはオーリンズサスにカーボンホイールを採用。またFブレーキキャリパーはTOKICO→ブレンボとなっている。排気系はセンターアップマフラーで、今や懐かしのアイテムと言えなくもないがリヤまわりをスッキリとさせてプロアームのメカニズムを引き立たせている。

本来ダウンドラフトの吸気経路となるのをシート下配置のエアボックスとし、オーソドックスなサイドカバーをデザインに取り入れている。ロケットカウルからテールカウルまでの水平基調のラインを形作るのに重要な部分と言えるだろう。

 

コネクテッドも投入する先進性

バイクとして初めてアップルカープレイを採用した2018新型ゴールドウイングのようにCB4インターセプターもコネクテッド対応だ。さらに万が一の時のためのGPS対応エマージェンシーコールも搭載している。しかも電源はカウル中央のファンによる風力発電というクリーンエネルギーが売りだ。

ホンダの説明は「フロントに装備したファンによって、フューエルタンク上のタッチスクリーンに電気を供給します。タッチスクリーンはネットワークに常時接続されており、マップによるナビゲーション、緊急時の通話、デバイスの接続などの機能を提供します」というもの。どれもすぐにでも投入できる技術といえるが風力発電は必要なのか……。

 

CB4インターセプターとCB1000Rインターセプターの比較。CB1000Rはスイングアームマウントのナンバープレートホルダーを採用しているのでセンターアップマフラーでもよさそうだが、現実的に考えると右1本出しマフラーとなるだろう。

新型CB1000Rと本誌予想CB000Rインターセプターの比較。サイドカバーとテールまわりを新型CB1000Rのままにすればすぐに実現できそうでもある。

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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