長らくスクープしてきた次期ゴールドウイング。1800ccの水平対向6気筒エンジンを搭載する唯一無二のラグジュアリーツアラーが、2018年にエンジン、車体、電子制御、インターフェースのすべてを見直すフルモデルチェンジを果たすだろう。発表見込みの東京モーターショーが近づき、より具体的な情報の入手に成功した。
スマート&安楽の極致走るスイートルームだ
やはりセミオートマのDCTが新搭載され、現行DCTの6速から7速に進化。スムーズな走りを実現する電子制御スロットルをはじめ、多様なシーンに合わせた走行モード、トラコン、取り回しに重宝する微動機能まで備える。大胆にメスを入れたため、1832㏄水平対向6気筒は新作となるらしい。
足まわりでは、本誌既報のとおり改良型ホサックフォークの採用が確定した。これは、ベアリング付きのアームで前輪を支持し、リンクを介してサスと車体を結ぶ新機構。BMWのデュオレバーより一段とフリクションが小さく、操安や乗り心地が優秀だ。前後ダンパーはリアルタイムに自動制御され、電制&前後連動ABSを新たに採用するらしい。
もちろん快適装備も充実。さらに、従来からのオートクルーズやスマートキー、空気圧表示に加え、GL初となる電動調整スクリーンまで備えるという現状で考えうる限りの先進装備を満載した新GL。先手を打ってヤマハがアメリカで6月に発表した、ヤマハのスターベンチャーが搭載するインフォテインメントと同系の装備も搭載するという情報だ。
スマホと連動するインフォテインメントとは
スターベンチャーに採用されたヤマハ初のインフォテイメントは、7インチの大型液晶タッチパネルから、オーディオやナビ、ヒーター、電動スクリーンなどを調整できる。スマホとも接続でき、電話やSMSの表示も可能だ。主な操作は音声でもOK。楽器のヤマハと共同開発した、こだわりの音響システムにも注目!