
2023年12月に販売が開始された、中型二輪免許で乗れるハーレーダビッドソン「X350」、そして姉妹車の「X500」。1年後の2024年末の時点では1000台以上販売されるなど、外車ミドルクラスでは大人気の車両だ。このH-D Xをいち早く導入したウィズハーレー編集部は、オーナーさんたちと交流をしたく、全国でオーナーズミーティングを開催した。そこでお会いしたオーナーさんたちを紹介する。
●文/写真:ウィズハーレー編集部
〈WEBIKE FESTIVAL〉2024.10.19 SAT. ロングウッドステーション(千葉県長柄町)
X500 ヒデヨリさん
「見た目など、あえてハーレーらしさを捨てたチャレンジ精神の塊のようなX500ですが、乗ればその力強さからハーレーらしさを感じます。大型車なのに軽量で取り回ししやすく、それでいてトルクが太く力強い! 高速道路もガンガン乗れる頼れる相棒です」と、笑顔で話してくれたヒデヨリさん。ドラレコ装備で、旅の景色は動画で記録だ。
X350 BARAKENさん
横浜で開催された『ブルースカイヘブン2024』にてX350のカスタムがズラリ勢ぞろいしているのを見て「衝撃を受けた」とのこと。「以前からXR750がカッコイイと思っていたので、そのミニタイプだと感じ購入を即決しました」と、オーナーのBARAKENさんは教えてくれた。タンクデカール部にクリアのプロテクションフィルムを貼り、キズを防止。
X350 COZYさん
「なるほど、そう来たかっ!」と、見る者たちが目を見張ったのが、AMF時代のレインボーカラーをあしらったエクステリア。スポーツスターも所有したことがあるというだけに造詣が深い。ウインドシールドに加え、トライジャのフロントフェンダー/アクティブのパフォーマンスダンパー/インフィニティのフェンダーレスキットなどでカスタム進行中だ。
X500 中谷忠昭さん
旭風防を装着し、アップハンドルでヤンチャ感を演出。リヤキャリアに載せた木箱といい、LOL TO RIDEのTシャツやウインカーステーにつけたブタのオモチャ、自転車用のサイドキャリアなど遊びゴコロがイッパイだ。前後サスのスプリングをハイパープロにグレードアップするなど、走りの性能も追求。タンクデカールを剥がし、正体不明とした。
X350 首藤恵太さん
「中免(普通二輪免許)しか持っていないが、ハーレーに乗れると知ってディーラーで試乗。一発で気に入り、20年ぶりにバイクを買いました」という首藤さん。トライジャのツアーバッグやモトフィズのタンクバッグを装着し、納車後10ヶ月で1万2000kmを関東近郊だけで走った。ノーマルチェーンの寿命は短く、即交換と教えてくれた。
X500 gosurf-rc350
「昔から憧れていた」というハーレー。ネイキッドスタイルが好きで、大型二輪免許を取得する前にオーダーしたとのこと。CVOが採用するレイヴンメタリックでオールペイントし、モーターステージのビキニカウルやローダウンシート、アクティブのパフォーマンスダンパー、SPEEDRAのグリップやバーエンド、レバーなどで武装している。
X500 杉崎賢治さん
「人と被ることがないので目立つ」というX500。車重が軽く扱いやすいところが気に入っている。自作のリヤキャリアは脱着式としているから、不要のときはすぐにスッキリとしたテールエンドに戻せるようにした。ビキニカウルも自作し、キジマの極小ナノウインカーやタナックスのバーエンドミラーを装着。まだまだカスタムを進めていく。
〈BLUE SKY MEETING in 大阪〉10.26 SAT. 泉南ロングパーク(大阪府泉南市
X350 うるちゃん
デザインと乗り心地に満足しているといううるちゃんは、レブル250からX350にお乗り換え。ライディングポジションをとったときのフィット感が良く、コーナリング性能が高いという。ツーリング時はHenlybegins(ヘンリービギンズ)のシートバックをリヤシートに装着。ブルースカイミーティング大阪にて、XシリーズのキャップをGET!
X350 KOHさん
釣りが趣味で、道具を積んでツーリングへ出かけるKOHさん。EFFEXローダウンキットにて足つき性を向上し、バーエンドはSPEEDRAのアルミ削り出しパーツにグレードアップしている。メーターバイザーとメーター移設ステーはエンデュランス製。パフォーマンスダンパー装着の効果は、高回転での振動が低減されると教えてくれた。
X350 コナン54さん
フォーティーエイトを所有するコナン54さんは「チョイ乗りに最高」とX350を増車。マフラーとシートをモーターステージにし、ヘッドライトバイザーを追加装備。ボルト類をすべてドレスアップし、レバーもCNCアルミ合金のMAORANGに。YSSとTRIJYAが共同開発したローダウンリヤショックで足つき性も向上している。
X500 上野孝さん 「一目惚れ」で購入したX500はヴィジュアルがお気に入り。ラジアルマウントキャリパーを備えるフロントエンドや、ブラックで統一されたシャーシなど見た目はもちろん、実際のライディングでは乗りやすくコントローラブル。扱いやすさではピカイチとも言えるホンダCB400SFに、これまで乗ってきた上野さんがそう言うのだから間違いない!
〈HILLS MARKET 北九州〉11.16 SAT. 北九州公設地方卸売市場(福岡県北九州市)
X350 ROYさん
イベントにてX350を試乗し、「乗りやすくて、スタイルもサウンドもいい」と購入を決意。車体色は白と迷ったものの「ハーレーといえばオレンジ!」と決断し、タンクデカールを剥がしてバー&シールドのエンブレムを貼り付けた。ファッションもハーレーダビッドソンXシリーズのアパレルでコーディネイト。今後はカスタムを進めたく、まずはグリップやミラーの交換を検討している。また、X350やX500に乗るツーリング仲間を増やしたい。募集中だ!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
フリーマーケットやフードコンテンツも楽しめる名物イベント 群馬県を代表するSUBARUの工場脇の公園には、バイクとテントで埋め尽くされている。初めてこのイベントを訪れた人は、その規模感に驚くのでないだ[…]
ロードグライド131RRか? いいや違う、 さらに上回る143だ クラッチミートするや否や、極低回転域から図太いトルクでロードグライドの巨体が力強く押し出される。クイックシフターのアシストもあり、ス[…]
アイポートの広いフルフェイス:BULLITT CRF 1970年代のBELL STAR(ベル・スター)ヘルメットを彷彿とさせるクラシカルなデザインで、どんなバイクにもマッチするだろうスリムなシルエット[…]
ハーレー乗りじゃなくても大歓迎! ブルースカイミーティングは、ハーレーオーナーのみならず、ライダー/ノンライダーに関わらずどなたでも大歓迎のカルチャーイベント。 北陸初の開催となる今回は、景勝地の東尋[…]
「ハーレーダビッドソン東大阪」と「AELLA」が共同開発 ブラックに塗装されたメガホン形状のサイレンサーは、ハーレーダビッドソン東大阪と京都のカスタムパーツメーカー「AELLA(アエラ」)が共同で開発[…]
最新の関連記事(X350)
「ハーレーダビッドソン東大阪」と「AELLA」が共同開発 ブラックに塗装されたメガホン形状のサイレンサーは、ハーレーダビッドソン東大阪と京都のカスタムパーツメーカー「AELLA(アエラ」)が共同で開発[…]
ブレスクリエイションの提案するカーボン外装X350 ダートライメージの強いX350を、小変更ながらもヨーロピアンムードを感じさせるほどに変えている点にまずは驚いた。外装デザインを少し変更するだけでここ[…]
トリックスター初となるハーレー用マフラー トリックスター初となるハーレー用マフラーが、X350向けにリリースされた。今回、初の試みとして“ツインタイプ”のサイレンサーが採用されている。 X350の特徴[…]
元気溌剌350か、上質感ある500か!! ウィズハーレー編集部では2023年の秋、X350の日本市場導入が発表されたのと同時に購入を決意。ハーレーダビッドソン川口にて予約を入れた。 「Vツインではない[…]
「もっとバイクを楽しんでほしい」 そう語るのはハーレーダビッドソン高崎の武井代表。ハーレーはどちらかと言えばツーリング指向の強いモデルが多い。しかし、そのエンジンは今や2000ccに迫る勢いで年を重ね[…]
最新の関連記事(イベント | ハーレーダビッドソン)
ハーレー乗りじゃなくても大歓迎! ブルースカイミーティングは、ハーレーオーナーのみならず、ライダー/ノンライダーに関わらずどなたでも大歓迎のカルチャーイベント。 北陸初の開催となる今回は、景勝地の東尋[…]
元世界王者・魔裟斗もハーレーを通じてみんなとつながった! 「すれ違いざまに手を振り合ったりするなど、ハーレー乗りたちとすれ違うと(面識がなくても)仲間意識があるんですよね」と、集まったライダーたちに話[…]
世界に名高いカスタムビルダーも! カスタムショーに新作を持ち込めばアワード常勝のカスタムビルダーたちがやってくる! 世界を舞台に活躍し、今年で25周年を迎えた「LUCK Motorcycles」と、大[…]
ナショナルハーレーデー:世界中のハーレー乗りと一緒に! ハーレーダビッドソンの故郷・アメリカはもちろん、ヨーロッパでも豪州でもアジアでも、世界中のハーレー乗りたちが一斉に走る日、それが「ナショナルハー[…]
コラボイベントの事前告知はSNS 「ウィズハーレー誌とのコラボ企画! イベントの模様は誌面にて掲載されます!!」 イベント開催が決定後、すぐにハーレーダビッドソン川口、そして関連店舗のSNSやホームペ[…]
人気記事ランキング(全体)
3気筒と変わらない幅を実現した5気筒エンジンは単体重量60kg未満! MVアグスタはEICMAでいくつかの2026年モデルを発表したが、何の予告もなく新型5気筒エンジンを電撃発表した。その名も「クアド[…]
未塗装樹脂の白ボケ原因とツヤを復活させる方法 黒かったものが白っぽくなってくると古臭く見えてしまいます。…いいえ、「白髪」ではなくて「黒樹脂(未塗装樹脂)パーツ」のオハナシです。 新車の頃は真っ黒だっ[…]
冬ツーリングを快適に! デイトナの防寒アイテム デイトナ(Daytona) 防風インナー バイク 冬 防寒 ハーフジップ ウェア DI-001FA ブラック Mサイズ 31948 [デイトナ] バイク[…]
APトライク250って高速道路で通用するの? チョイ乗り系トライクとして知られるAPトライク125は、125ccという排気量ながら「側車付き軽二輪」という区分のおかげで高速道路を走れます。しかしながら[…]
スマホを固定しながら充電まで。カエディアのバイク用充電スマホホルダー Kaedear(カエディア) バイク スマホホルダー デビルホーン 充電機能付き Kaedear(カエディア) バイク スマホホル[…]
最新の投稿記事(全体)
スズキCNチャレンジのファクトリーマシンと同じウイングを装着(一部地域でオプション設定) スズキは今回、初代GSX-R750から40周年にあたる今年、「GSX-R1000」「GSX-R1000R」の復[…]
鮮やかなブルーでスポーティな外観に グローバルサイトでの2026年モデル発表、北米での正式発表に続き、英国でもスズキ「ハヤブサ」の2026年モデルが正式発表された。2026年モデルとしてレギュラーカラ[…]
背中をしっかり支える高反発スポンジを採用 本製品のバックレストパッドは、高密度かつ高反発のスポンジ素材が採用されている。柔らかすぎず、長時間寄りかかっていても型崩れしにくいため、腰や背中をしっかり支え[…]
ロング形状&凸面鏡で後方視界がしっかり確保できる KEMIMOTOのバーエンドミラーは、ロングアーム形状と広角な凸面鏡により、バーエンドミラーとしては後方の視認性が高い。ハンドルグリップの外側からしっ[…]
最新の安心感と46worksテイストを両立した「究極のコンプリートモデル」 この『#02』は、2024年に限定販売された初代モデルに続くコンプリートカスタムモデル。今まで46worksが得意としてきた[…]
- 1
- 2












































































