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[画像 No.2/14]ハーレーのヒストリーを振り返る:1946 FLナックルヘッド〈センバモータースコレクション 第11回〉

Harley-Davidson|1946 FL KNUCKLE HEAD|ハーレーのヒストリーを振り返る:1946 FLナックルヘッド〈センバモータースコレクション 第11回〉
早い段階から、鮮やかなツートーンカラーをファクトリーオプションとしてオーダーすることができたハーレーダビッドソン。センバモータースにて撮影した1946年式FLは、ワンオーナー車で、リペイントされていない純正オリジナルカラーであることが確認できている。当時からのデコレーションパーツもコンディション良く保たれ、その佇まいからは、世界的文化遺産とも言うべきヴィンテージハーレーならではの芸術性を感じずにはいられない。心臓部はハーレー初のOHVエンジン「ナックルヘッド」(1936〜1947年)。ロッカーカバーの形状がゲンコツに似ているため、そう呼ばれる。61キュービックインチ=1000ccのEおよびELだけでなく、74ci=1200ccのFおよびFLが1941年以降に加わった。圧縮比はFが6.6、FLは7.0。48ps/5000rpmの最高出力は変わらない。
どんなに時間が経とうが、その輝きを失わない物がある。モーターサイクルに対する確固たる信念と溢れる情熱でつくられたハーレーダビッドソンもそのひとつだ。アメリカの工業製品が高性能と洗練されたデザインで世界を席捲した1930〜1960年代に生産されたモデルは、旧き佳き時代の象徴として人々を魅了してやまない。大阪のセンバモータースに保管されている貴重なコレクションの一部を紹介しよう。 目次 1 世界的文化 […]