
ウィズハーレー編集部が発掘した最新ハーレーカスタムパーツ。ツーリングが楽しくなるシールドや、クラブスタイルに欠かせない機能アイテムのクラッシュバー。サンダンスがRKと開発したドライブチェーンなどを紹介する。
●文/写真:ウィズハーレー編集部 ●外部リンク:スズキ&アソシエイツ ハーレー・カスタム・ワールド、サンダンス エンタープライズ
ウィンドシールド:ローライダーSTのシールドをより高性能に、スタイリッシュに[Klock Werks]
まずはKlock Werksのウィンドシールドを見てほしい。
特許を取得したFlare(フレア)ウィンドシールドは、特徴的なデザインだけでなく、最適なライディングを提供する優れた性能を持ち合わせている。
シールド外側の端にある“ヒップ”が空気の流れを変え、バイクの前方にダウンフォースを加え、純正シールドよりも安定性を向上。上部にある“フリップ”は、ライダーとパッセンジャーにとって邪魔にならないよう、空気を蹴り上げるように設計されている。
ハードコートが施されたポリカーボネート素材で製造され、耐久性に優れているのも見逃せない。今回紹介するのはローライダーST用で、純正と同等の6″、そしてより長い10″の2タイプが選べる。ロードグライドやストリートグライドなど、他のモデルに適合するものも設定。詳細はホームページへ。
【Klock Werks Flare ウィンドシールド 22-up FXLRST 10″】 ●価格:4万4220円
【Klock Werks Flare ウィンドシールド 22-up FXLRST 6″】 ●価格:4万4220円
エンジンガード:車体を守るクラッシュバー。ハイセンスなブロンズカラーも登場[KODLIN USA]
エクストリーム系のイメージをハーレーに追加するのが、カスタムトレンドのひとつにもなっているが、コドリンUSAのエンジンガードはまさにうってつけ。
Vツインエンジンの前方シリンダーをはじめ、オイルクーラーやダウンチューブを正面方向から頑丈に守るフロント用に加え、リヤ用も合わせてリリース。ブラックだけでなく、ブロンズの仕上がりもチョイスすることができるから、ローライダーSなどのブロンズパーツとコーディネイトすれば、いっそうセンスが光る。
【KODLIN USA M8ソフテイル用フロントエンジンガード】■仕上がり:ブロンズ ブラック●価格:9万1080円
18-up FXLR/S/ST/FXST/FXBB/S/FLSL/FXFB/S/FLSB。スチール製で、オイルクーラーカバーとクラッシュパッドを付属する。仕上がりはブロンズとブラックの2種類。前後ともに、リプレイスメントエンドキャップ(ブラック ペア4950円)も用意される。
【KODLIN USA M8ソフテイル用リヤエンジンガード】■仕上がり:ブロンズ ブラック●価格:4万9610円
万が一の転倒などから、車体やエンジンなどを守ってくれるエンジンガード。車体のスタイリッシュさを崩すことなくワイルド感を強調するのがコドリンUSAのクラッシュバーで、カスタムシーンにおいても人気が高い。リヤ用もスチール製で、ブラックに加えてブロンズ仕上げも登場。2018年以降のローライダー/S/STをはじめ、ソフテイル スタンダードやストリートボブなどに装着可能。
フロアボード:足元もオシャレにドレスアップ[Performance Machine]
人間工学に基づいたポジション設計と快適性を備え、パフォーマンスバガールックを実現するフロアボード。純正ノーマルよりも高い地上高を確保し、より次元の高い走行性能を獲得するのは言うまでもないが、ビレットアルミ削り出しブラックOPS仕上げで、質感の高さも目を見張る。純正ブラケットに取り付けが可能で、製品はペア売りとなっている。
【Performance Machine Drifter フロアボード 84-up ツーリング】●価格:ライダー用8万8000円 パッセンジャー用8万8000円
ビレットアルミニウム製カバー:見た目だけでなく性能もUP[Performance Machine]
Race Seriesシリーズのビレットアルミニウム製カバーは、レースにインスパイアされたルックス。純正カバーと比較し、より効果的に熱を逃がす設計で、耐久性とエレガントさを両立している。レーザー刻印によるロゴ付きで、ブラックOPS仕上がり。ドレスアップ効果だけでなく、手触りから性能に至るまで、すべてが別次元にある。
【Performance Machine Race Series ロッカーボックスカバー】●価格:17-upツーリング14万580円、18-upソフテイル14万580円
【Performance Machine Race Series ダービーカバー ナロープロファイルプライマリカバー用】●価格:19-upソフテイル/18-up FLSB 2万4860円 16-upツーリング2万4860円 【Performance Machine Race Series クラッチカバー】●価格:14-20ツーリング(油圧クラッチ)4万9610円 21-23ツーリング/18-23ソフテイル4万1360円
【Performance Machine Race Series トランスミッションカバー】 ●価格:17-upツーリング2万9810 円 18-upソフテイル2万9810円 【Performance Machine Race Series カムカバー】 ●価格:17-upツーリング5万4670円 18-upソフテイル5万4670円
ドライブチェーン:世界初・2600ccまで対応[SUNDANCE×RK]
2006年に発売以来、大好評を博しているサンダンス×RKドライブチェーンだが、このたび満を持して3世代目の新タイプが登場! さらなる性能向上を果たし、いよいよ発売される運びとなった!!
『SUNDANCE × RK “T-SPEC” DRAG&ENDURANCE WL 530UW』と名付けられた新タイプのチェーンは、現行ワークスレーシングマシンと同等の部材を用い、これまでの“Super Strong Chain”と比較して、さらなる強度を確保し軽量化も実現。OHV空冷2気筒エンジンでは排気量2600ccまで保証し、530サイズでは世界最軽量となっている。
また、ピンも世界最高峰レースであるモトGPレーサー/量産車レースの最高峰=EWC世界耐久選手権/WSBKスーパーバイク世界選手権のトップチームで採用されているΦ5.50 の極太ピンを世界で初めて市販化し、大幅な剛性アップを実現。ダイレクトな駆動特性はハーレーにベストなマッチングなのはもちろん、530サイズチェーンの高出力/高トルクな車両にも最適な構造となった。
さらに、極薄シールリングのUWRingを採用し、低フリクションと高い耐久性を両立。ノンシールチェーンと同等の幅で設計しているので、ワイドタイヤカスタムにも最適だ。
チェーンについては、表と裏でカラーリングの異なるリバーシブルタイプになっており、装着時にブラックとゴールドのカラーが選択可能。性能の追求のみならず、カスタムのルックスアップにも最適。ちなみにこのリバーシブル構造に関しても世界初だ。
エンジンの特性を生かした走りを実現するには、根拠のあるファイナル比の設定は欠かせないが、ノーマルのベルトドライブではそれを果たせないのは言うまでもない。ハーレー本来の楽しさを味わうには、やはりドライブラインのチェーン化は不可欠な項目だ。
なお、SUNDANCE×RK“ T-SPEC”DRAG&ENDURANCE WL530UWには、これまでの同社のドライブチェーンと同じように強度証明書が添付されているので、車検にも対応。
鋭い加速を生み出す“DRAG”の要素と、絶対的な耐久性を誇る“ENDURANCE “の要素を両立するサンダンス×RKチェーンの自信作を、ぜひ試してみよう!
【SUNDANCE×RK “T-SPEC” DRAG&ENDURANCE WL530UW】●価格:110リンク3万6300円 120リンク3万9600円
装着時にブラックかゴールドか、車体色や好みに合わせカラーを選べるリバーシブルタイプになっているのも嬉しいかぎり。高性能を追求しつつ、見た目にも一切の妥協がない。さすがはサンダンスだ!
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
ショベル以前からエボリューションまで国内最大級の在庫数! まるでミュージアムだ。コンディションを整えたビンテージハーレーをはじめ、エボリューションモデルに至るまで、広い店内には常時100台以上を在庫す[…]
FLFBファットボーイ:Vツインエンジンを強化し、タンクメダリオンを刷新 太くたくましいマッスルスタイルで人気を博すファットボーイ。レイクスターと呼ばれる削り出しのホイールを履く前後18インチの足まわ[…]
FLHCヘリテイジクラシック:美しいスポークホイールは新作チューブレス仕様だ! クラシックテイストは、伝統あるブランド・ハーレーダビッドソンにとっては大きな魅力であり、誇るべきポイントと言えよう。 ラ[…]
ローライダーS/STユーザーに朗報 小ぶりでスタイリッシュな仕上がりのシートが、TRIJYAにて受注生産スタートとなった。 足着き性に優れるのはもちろん、日本人の体型にジャストフィットするライディング[…]
FXBBストリートボブ:ウィリーGが手がけたストレッチダイヤモンド 拳を突き上げて乗るワイルドなライディングポジションを決定づけるミニエイプバーをはじめ、小ぶりなヘッドライト/スリムな燃料タンク/ショ[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
ローライダーS/STユーザーに朗報 小ぶりでスタイリッシュな仕上がりのシートが、TRIJYAにて受注生産スタートとなった。 足着き性に優れるのはもちろん、日本人の体型にジャストフィットするライディング[…]
高剛性高精度なアルミビレットパーツ続々登場! 高強度アルミニウム合金素材A6061-T6を高精度切削加工し、鮮やかな発色を維持する独自のアルマイト処理を施すことで変色や腐食を防ぎ、優れた耐摩耗性を発揮[…]
歴史遺産・油冷GSX-Rを完調状態で後世に バイクブーム全盛期だった1980年代から、はや40年以上。とっくに純正パーツの供給も途絶え、そのまま埋もれ去っていく当時の車両は数知れず。その一方で「愛車と[…]
サスペンションのオーバーホールとは? バイクのメンテナンスで必要な項目と言えば、多くの方がまず“エンジンオイルの交換”を思い浮かべるのではないでしょうか? 実は、サスペンションも同様にメンテナンスが必[…]
モーターサイクルショーなどに展示され、注目を集めたカスタム ナイトスターをよりスタイリッシュにしつつ、機能的なパーツをふんだんに盛り込んだのが、ハーレーダビッドソンのリプレイスパーツで実績と信頼のある[…]
人気記事ランキング(全体)
4気筒の「ニンジャZX-R」、2気筒「ニンジャ」計6モデルに10色を新設定 カワサキは欧州でフルカウルスポーツ「ニンジャ」ファミリーのうち、4気筒モデル「Ninja ZX-6R」「Ninja ZX-4[…]
ミニカーとは何かがわかると登録変更のハードルもわかる まず「ミニカー」とは、法律上どのような乗り物として扱われるのか、基本的な定義から押さえておく必要がある。実はこれ、道路交通法上では「普通自動車」扱[…]
ヤマハFZR400:極太アルミフレームがレーサーの趣 ライバルがアルミフレームで先鋭化する中、ついにヤマハもFZの発展進化形をリリースする。 1986年5月に発売されたFZRは、前年に発売されたFZ7[…]
ピカイチの快適性を誇り、タンデムユースも無理ナシ ようやく全日本JーGP3の開幕戦が近づいてきて(記事制作時)、最近はバイクに乗るトレーニングもスタート。 筋力が増えたことで、これまで苦手だった車種で[…]
50ccでも実用カブとは別系統のOHCスポーツ専用エンジンを開発! ホンダは1971年に、50ccではじめてCBの称号がつくベンリイCB50を発売した。 それまで50ccにもスポーツモデルは存在したが[…]
最新の投稿記事(全体)
歩行者が消える?超危険な「蒸発現象」による事故を防ぐ方法 2024年10月、岡山県内の道路である現象が原因となる交通事故が起きました。横断歩道を渡っていた高齢の女性をクルマがはねた、という事故です。ク[…]
2025年6月16日に83歳になったアゴスティーニのスペシャル仕様 MVアグスタは欧州で、同ブランドが2025年で創立80周年を迎えるとともに、Agoことジャコモ・アゴスティーニ氏が83歳の誕生日を迎[…]
今年の夏〜秋に走りたい、日本全国のおすすめ「ツーリングロード100」 今回、新たにヤングマシン”D”(電子版)に新規で掲載(追加)された特別ページとは、「TOURING ROAD by YMD 100[…]
バイク用ヘルメットに特化した消臭・除菌機 MAXWINの「MUFU MF-C1」は、バイク用フルフェイスヘルメットなどの小空間に特化したオゾン除菌/消臭機で、ニオイのこもりやすいヘルメット内を15分〜[…]
全天候に対応! 防水仕様の高機能バックパック アールエスタイチの「WPカーゴバックパック RSB283」は、急な雨でも安心な防水気室を2つ搭載。メイン収納とフロントポケットの両方に防水加工が施されてお[…]
- 1
- 2