感性鋭いNEWジェネレーションたちによるフォーティエイトのカスタムが、いま激アツだ! 従来のスポーツスターとは一線を画す独創的なスタイルは、現代版“ボバー”ともいえるものだが、オーナーたちは「他のナニモノでもない。“フォーティーエイト”という世界観なんです!」と口を揃える。圧倒的人気を誇るフォーティエイトのカスタムトレンドを2台まとめてレポートしよう!
●文:WITH HARLEY編集部(青木タカオ) ●写真:関野温
レトロームードも感じるハードキャンディー〈2014年式|Shinya〉
ブラックベースコートに7回以上にわたりメタルフレークを吹き付け、何層にもクリアコートを施し、ハンドサンディングを経て卓越した深みのある仕上がりを実現。クラシカルに煌めくペイントは、ハードキャンディーカスタムという純正ノーマルカラーだ。
鮮やかな車体色に合わせ、ローランドサンズデザイン(Roland Sands Design)のグリップ/ステップ/ペダル/タービンエアクリーナーをゴールドで統一しているのがセンスを感じるところ。エンドをカーボンにした2in1フルエキゾーストもローランドサンズデザインで揃えた。
オーリンズのリヤショックやチンスポイラーの追加などでスポーティーさを向上しつつも、スポークホイールにホワイトウォールタイヤを履かせ、レトルムードをプラスしているのも心憎い。サドルバッグはラフテール製だ。
崩しきらないようフォワコン残し〈2018年式|HOXY〉
タンクをリフトアップし、イグニッションコイルとメーターを移設するのはもちろんのこと、吸排気系もモディファイ。エアクリーナーはローランドサンズデザインのビレットアルミニウム製にグレードアップし、マフラーはアレンネス(Arlen Ness)マグナフローという組み合わせだ。
注目はアレックスレザークラフトのカスタムソロシート“Fourth Saddle Tan メタル”だ。ドイツ産の良質な本革(厚さ2-2.5mm)で布張りされ、スタイリッシュかつ高品質。スチールプレートからデザイン、そして鞣しから刺繍まで、全て100%手作業で行われている。
リヤフェンダーがカットされ、ナンバープレートもサイドマウントに。テールまわりをすっきりとさせて、軽快感を強調している。アレンネスのグリップなど細部も隙がない。フォワードコントロールは残した!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
ローライダーST:結晶塗装を巧みに用いて、とことんブラックにこだわった ローライダーSTをベースに、ダイナを意識したクラブスタイルに仕上げた。ラッキーデイブスのサンディエゴバーは高さ16インチと迫り上[…]
荒くれ者の圧倒的パワー。ワイドオープンの一撃は計り知れない!! 大排気量化が進むハーレーダビッドソンの心臓部・ミルウォーキーエイト。新車から搭載されるストック状態でも117キュービックインチ=1923[…]
北の大地にてブルスカ前哨戦 ライダーが交流する場を。もっと自由に楽しく! ファッションや音楽、ローカルフードなど、誰でも楽しめるコーナーがたくさん用意されるイベント「ブルースカイミーティング™️」が、[…]
「すべてのユーザーに寄り添う」ハーレーダビッドソン春日部 ハーレーダビッドソンを買おうとする時はもちろんだが、むしろディーラーとの付き合いは購入後の方が長くなるもの。そして「すべてのユーザーに寄り添う[…]
今年は4日間通して最高の天候に恵まれて開催! 「コヨーテキャンプミーティング」の主催は、群馬県太田市にハーレーのカスタムショップを構える遠藤自動車サービス。創業が1974年という老舗で、主に扱う車両は[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
愛車とキャンプツーリングに行きたい! おつおつおー!バーチャルバイク女子のアズマリムです。バイク乗りなら一度はやってみたい夢といえば、キャンプツーリング(だよね?)!! アズリムの愛車は、スーパーカブ[…]
世界のモータースポーツで信頼の実績 エンジンと各補器類をつなぐ多くのホースはすべてに重要な役割があり、その経年劣化や亀裂などは、バイクの性能劣化やパワーダウン、また、最悪、事故に繋がる。このSAMCO[…]
スロットルを開けていく過程も楽しめるマフラーを作りたい ヤマハYZF-R15/YZF-R125は、YZF-R1を頂点としたシリーズの最小排気量モデルとして開発された兄弟モデル。フロントカウルの2眼ポジ[…]
好みのパーツチョイスで自分流のスタイルを追求 ヤマハの純正オプションパーツブランドであるワイズギアから、車両の発売と同時にMT–09用アクセサリーがリリースされた。注目すべきは車体ありきの追加パーツで[…]
XT500をベースにSR500/400が誕生、ロードスポーツとしての好バランスで400が生き残った ワイズギアが「SR400復刻カラー外装セット」を8月下旬以降に発売すると発表した。 SR400は、1[…]
人気記事ランキング(全体)
330円の万能ソケット買ったので試してみたい いつ頃からだろうか?100円ショップが100円だけではなくなってしまったのは。工具のコーナーも例外ではなく、100円、200円、500円、ものによっては1[…]
どうもアイキョウです。ワークマンにはさまざまなレインウェアがあります。 雨の日でも通勤でバイクに乗るならワークマンのバイカーズという製品がオススメです。ワークマンレインウェアの中では高額な5800円な[…]
止められても切符処理されないことも。そこにはどんな弁明があったのか? 交通取り締まりをしている警察官に停止を求められて「違反ですよ」と告げられ、アレコレと説明をしたところ…、「まぁ今回は切符を切らない[…]
――はじめに、津久井高校の県内の位置付けや特色を教えてください。 熊坂:県立高校に移管される前も含めると、明治35年に始まった学校なので120年を超える歴史があります。全日制と夜間定時制の2課程ありま[…]
トルクが凄ぇ! でも意外なほど普通に走る 2294ccの直列3気筒エンジンを搭載した初代ロケットIII(現在はロケット3)を初めて目の前にしたとき、こんな大きなバイクをまともに走らせられるんだろうかと[…]
最新の投稿記事(全体)
愛車とキャンプツーリングに行きたい! おつおつおー!バーチャルバイク女子のアズマリムです。バイク乗りなら一度はやってみたい夢といえば、キャンプツーリング(だよね?)!! アズリムの愛車は、スーパーカブ[…]
①バットサイクル【映画「バットマン」劇中車(1966年)】 バットマンシリーズ初の長編映画として1966年に公開された“バットマン”に登場。バットモービルのバイク版として今ではおなじみの存在だが、初登[…]
こんにちは、マットです!! 今回はアメリカ最古のモーターサイクルメーカーで有名なインディアンモーターサイクルのクルーザーモデルである新型スポーツチーフに試乗してきました!! 排気量1890cc!!ど迫[…]
トルクが凄ぇ! でも意外なほど普通に走る 2294ccの直列3気筒エンジンを搭載した初代ロケットIII(現在はロケット3)を初めて目の前にしたとき、こんな大きなバイクをまともに走らせられるんだろうかと[…]
精度向上と新たなシール開発で、今なお進化を続けるチェーン技術 芸術家であり科学者でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチが15世紀に考案し、19世紀に現在とほぼ同様の形態で実用化されたローラーチェーンは、バ[…]
- 1
- 2