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ロードレースの最高峰であるMotoGPマシンは、もちろん倒立フォークを装備。超高速域でのコーナリングやブレーキングに対応する高い剛性や摺動性が求められるのと同時に、絶対的な「軽さ」も要求される。そのためフロントフォークのアウターチューブはカーボンで製作。また一般的な倒立フォークのインナーチューブはボトム部に差し込む構造だが、MotoGP用はボトムから伸びたネジをインナーチューブに差し込む構造で、軽さと高剛性を確保している。キャリパーサポート部も猛烈に肉抜きしている。写真は2022年のヤマハYZR-M1。