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[画像 No.19/20]【懐かしのバイク用語 Vol.7 キャブレター】現在主流のフューエルインジェクション(FI)と何が違う?

|【懐かしのバイク用語 Vol.7 キャブレター】現在主流のフューエルインジェクション(FI)と何が違う?
カスタムやチューンナップで有名なケーヒンのCRやFCRキャブレター。元々は純レース用にCRキャブが登場し、その進化版がアフターパーツで有名なCRスペシャル。ピストンバルブが開いた際にも吸気通路(メインボア)内に段差ができない「スムーズボア」が高い性能を生み出す。さらにスロットルバルブを平らな形状にしたFCR(フラットCR)によって、レスポンスをいっそう向上。高性能キャブレターは調整できる箇所がたくさんあり、ジェットやニードルなどのセッティングパーツが豊富に揃うのも特徴。レースやチューンナップ以外でも、純正キャブレターや補修パーツが廃盤になってしまった旧車のリペアにも、これらのキャブレターを活用できる。
空気と燃料を混ぜた混合ガスに点火し、その燃焼で回転エネルギーを生み出すバイクのエンジン。現行バイクはFI(フューエルインジェクション=電子制御式燃料噴射装置)で混合ガスを作っているけれど、その前はずっとキャブレターが使われていた。キャブレターってなんだかアナログっぽいし、いったいどんな仕組みの機械なんですか? 目次 1 電気も動力も使わずに、単体で混合ガスを作るキャブレター2 扱いやすい負圧式キャ […]