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フロントのカーカスは、ピレリ伝統の0°スチールベルトに加えて、その下層にレーヨンコードを配置。そのレーヨンコードの配置を左の標準的なタイヤと比較すると、右のクワトロ・コルサ(クワトロも同様)はコード間を広くし、柔軟さを追求。これがタイヤにとってもっとも大切な優れた減衰特性を生み出す。レーヨンコードは、従来よりも強化され、コード間の密度を20%も低くしている。