
先週の大阪杯で始まりを告げた春のG1シーズン。世代レベルが低いと言われていた4歳のベラジオオペラが勝利し、絶対王者のいない芝古馬路線は群雄割拠でますます楽しみに。そして日曜日は3歳牝馬の今後を占うG1『桜花賞』。仕事そっちのけで過去の勝利馬を調べているとそこには、あるクルマの名前が入った馬の名前が。ほかにもクルマの名前の付くG1勝利馬がたくさんいたので、クルマと一緒にご紹介! さらに(オマケとして)、月刊自家用車編集部きっての競馬マニア・Tが、2024年の桜花賞を大胆予想する!
●文:月刊自家用車編集部(T)
レガシーワールド
スバル レガシィ
画像は初代レガシィ ツーリングワゴン
レガシーは、1989年にスバルが前身となるレオーネからエンジンとプラットフォームを刷新し発売したモデル。特にステーションワゴンモデルが国内外で人気を集めた。
1991年8月に函館でデビュー。気性難の影響でなかなか勝利することはできなかったが、去勢後に本格化。菊花賞トライアルのセントライト記念ではライスシャワーを破り、その年の有馬記念ではトウカイテイオーの2着という成績を残した。翌年のAJCCでは1番人気に推されるも惜敗。その後、骨折のため京都大賞典を復帰戦とし、2着。ようやく迎えたジャパンカップでは河内洋を背に、逃げるメジロパーマーの2番手につけ直線で抜け出し勝利した。このジャパンカップがレガシーワールドの生涯最後の勝利となった。
主な勝ち鞍
ジャパンカップ(G1)
セントライト記念(G2)
サクラローレル
1994年1月に中山でデビュー。体質が弱く4歳からのスタートとなった。新馬戦では足元に不安がありながらも1番人気に推されたが9着。初勝利は不安な足元を考慮し転向した3戦目のダート戦で挙げている。この頃からは、足元も安定してきたため間隔を詰めて出走することができ、ダービートライアルの青葉賞では3着で入選したが、右後肢の球節炎が発症してしまいダービーの出走は叶わなかった。翌年は、金杯で重賞初勝利を達成。目黒記念2着、骨折明けの1996年の中山記念1着と本格化し、天皇賞春では1.7倍と圧倒的人気のナリタブライアンを破りG1初勝利を達成。その年の有馬記念も勝利しJRA年度代表馬に選出されている。
主な勝ち鞍
有馬記念(G1)
天皇賞春(G1)
キョウエイマーチ
日産 マーチ
画像は初代マーチ
マーチは1982年に「経済的で使いやすく、しかもしゃれたセンスと高品質感をあわせもった新時代のニューベ-シックカー」をコンセプトに発売。初代発売当初は若者から人気を博した。
1996年11月に阪神ダート1200m戦でデビュー。新馬戦を圧勝し、続く芝1600mの千両賞は3着。年明けの寒梅賞、エルフィンSを連勝し、桜花賞トライアルの報知杯4歳牝馬特別で初重賞勝利を収めた。迎えた桜花賞では1番人気に推され……
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
月刊自家用車の最新記事
228PSまたは278PSの2.4L4気筒ガソリンターボと2.4L4気筒ガソリンターボ+モーターの326PSを発生するi-FORCE MAXを搭載 新型「タコマ」のエクステリアデザインはトヨタの北米拠[…]
大容量でシートアレンジも使いやすいラゲッジが魅力 家族一緒の時も、ひとりで乗るときも、どちらにもちょうどいいファミリーカーとしてオススメしたいのが、カローラツーリング。全長4.5mほど、全幅1.7mほ[…]
運転免許証は、運転ができるかどうかを証明するものだけでなく、本人確認証明書類としても広く利用されています。 なぜ運転免許証が本人確認証明書類として有効なのでしょうか。 運転免許証が本人確認証明書類とし[…]
トヨタシエンタ価格:195万〜256万円(ガソリン車)238万〜310万8000円(ハイブリッド車) ・最新購入情報車両本体目標値引き額:17万円納期の目安:2〜10か月リセール予想:B- デビューか[…]
運転中の食事(お茶/飴/パン/おにぎり等)はすべて違反になるのか 運転中の食事は法律によって厳密に禁止されているわけではないため、すべてが違反行為とはなりません。 しかし、食事をすることで運転手の手が[…]
最新の関連記事(自動車/クルマ)
エクステリアはより力強く、そして個性的に 今回のモデリスタのコンセプトは、その名も「Dandy mode(ダンディモード)」だ。彫刻的な立体表現を随所に用い、街中はもちろんのこと、オフロードにおいても[…]
1105点の応募から8点の入賞作品を選出 株式会社モリタホールディングスは、このたび「第20回 未来の消防車アイデアコンテスト」を実施、受賞作品が決定となりました。 全国の小学生から集まった、1105[…]
新型”日産リーフ”は、北米市場投入後に日本国内でもデビュー 日産が明らかにした今後の車両投入プランによると、2025年度から2026年度にかけて多岐にわたるパワートレーンを搭載した新型車が登場する見込[…]
多様なニーズに対応すべくラインナップは二本立てに 新型GX550は、「ザ・プレミアム・オフローダー」をコンセプトに開発されたレクサスのフルサイズSUV。 GA-FプラットフォームやV6ツインターボエン[…]
従来の理念をさらに深化させた「Emotional Black Solid」 今回注目したのは、新たなステップワゴン スパーダ専用に用意された、これまた新たなアクセサリー群です。その開発コンセプトは、従[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
かつての人気モデル「キャンパー」のDNAと手巻きムーブメントの融合 「MK1ハンドワインド」のルーツは、1980年代に登場し、シンプルかつ実用的なデザインで人気を博したキャンパーモデルに遡る。そのデザ[…]
都市型イベント「My Yamaha Motorcycle Exhibition」開催へ ヤマハは、2025年9月20日に桜木町駅前(神奈川県横浜市)にて「My Yamaha Motorcycle Ex[…]
コーポレートアイデンティティとユニフォームを39年ぶり刷新へ スズキ株式会社は、2025年4月1日よりコーポレートアイデンティティ(CI)とユニフォームを39年ぶりに一新すると発表した 。 従来のCI[…]
カワサキの新世代モビリティが大阪万博で公開 2025年日本国際博覧会、通称「大阪万博」のカワサキブースで、未来のオフロードビークル「CORLEO(コルレオ)」が注目を集めている。バイクのように乗車する[…]
ダレノガレ明美さんがCB1300SFファイナルエディション購入 タレントのダレノガレ明美さんが、ホンダのビッグネイキッド「CB1300スーパーフォアSPファイナルエディション」のオーナーになったことが[…]
人気記事ランキング(全体)
トレッドのグルーブ(溝)は、ウエットでタイヤと接地面の間の水幕を防ぐだけでなく、ドライでも路面追従性で柔軟性を高める大きな役割が! タイヤのトレッドにあるグルーブと呼ばれる溝は、雨が降ったウエット路面[…]
新型スーパースポーツ「YZF-R9」の国内導入を2025年春以降に発表 欧州および北米ではすでに正式発表されている新型スーパースポーツモデル「YZF-R9」。日本国内にも2025年春以降に導入されると[…]
実は大型二輪の408cc! 初代はコンチハンのみで37馬力 ご存じ初代モデルは全車408ccのために発売翌年に導入された中型免許では乗車不可。そのため’90年代前半頃まで中古市場で398cc版の方が人[…]
北米にもあるイエローグラフィック! スズキ イエローマジックといえば、モトクロスやスーパークロスで長年にわたって活躍してきた競技用マシン「RMシリーズ」を思い浮かべる方も少なくないだろう。少なくとも一[…]
アルミだらけで個性が薄くなったスーパースポーツに、スチールパイプの逞しい懐かしさを耐久レーサーに重ねる…… ン? GSX-Rに1200? それにSSって?……濃いスズキファンなら知っているGS1200[…]
最新の投稿記事(全体)
公道モデルにも持ち込まれた「ホンダとヤマハの争い」 1980年代中頃、ホンダNS250Rはヒットしたが、ヤマハTZRの人気は爆発的で、SPレースがTZRのワンメイク状態になるほどだった。 しかしホンダ[…]
全日本、そしてMotoGPライダーとの違いとは 前回は鈴鹿8耐のお話をしましたが、先日、鈴鹿サーキットで行われた鈴鹿サンデーロードレース第1戦に顔を出してきました。このレースは、鈴鹿8耐の参戦権を懸け[…]
シュアラスターの「バイク洗車図鑑」 バイクが違えば洗い方も変わる! 車種別の洗車情報をお届けするシュアラスターの「バイク洗車図鑑」、今回は大ヒット街道まっしぐら、女性人気も高いホンダ「レブル250(S[…]
どの製品を選択するべきかで大いに悩む 少し前に当サイトでお伝えした通り、最近の僕はツーリングで重宝する積載系アイテムとして、タナックスがMOTOFIZZブランドとして販売する、ミニフィールドシートバッ[…]
長島哲太×ダンロップ×CBR1000RR-R、2年目の戦いへ 2025年の全日本ロードレースの第1戦が4月20日にモビリティリゾートもてぎで幕を開けた。 ダンロップタイヤを3年計画でチャンピオンの座に[…]