●文:Peacock Blue K.K. ●まとめ:月刊自家用車編集部
運転免許証は、運転ができるかどうかを証明するものだけでなく、本人確認証明書類としても広く利用されています。
なぜ運転免許証が本人確認証明書類として有効なのでしょうか。
運転免許証が本人確認証明書類として有効である理由と、他の本人確認証明書類について解説します。
運転免許証が有効である理由について
運転免許証は、免許試験合格後に交付される公的な証明書です。
試験に合格するには、運転技術の評価だけでなく、身元確認書類を提出し、顔写真を撮影するなどの手続きも必要になります。
運転免許証には、保持者の顔写真/氏名/住所/生年月日/免許の種類/交付日/有効期限など、さまざまな個人情報が記載されています。
これらの情報が揃っていることで、本人確認証明書類としての信頼性が高まります。
また、運転免許証は偽造や改ざんが難しいセキュリティ対策が施された証明書です。
ICチップ/暗証番号など、多様な防犯技術が用いられていることも、本人確認証明書類としての信頼性を高めている理由と言えるでしょう。
しかし、運転免許証は年齢などの理由で持てない人もいるため、クレジットカードの作成やライブでの本人確認など、日常生活において不便を感じるシーンが多々あります。
若年層や運転免許証を持っていない人は、健康保険証/住民票/国民年金手帳など他の書類を提出する必要がありますが、これらには顔写真が載っていないため、手続きの内容によっては追加で書類を提出しなければならない場合があります。
運転免許証以外の本人確認証明書類は下記のようなものがあります。
まずひとつ目は、パスポートです。パスポートは国際的に広く認められた本人確認証明書類です。
旅行や出国時に本人確認が必要な場合に使用されることが多く、顔写真/氏名/生年月日/国籍/発行日/有効期限などの情報が記載されています。
また、パスポートも運転免許証と同様に、高度な防犯技術が用いられており、信頼性が高いとされています。
ふたつ目は、住民基本台帳カード(マイナンバーカード)です。
住民登録が行われている個人の情報を記載した証明書で、顔写真/氏名/住所/生年月日/マイナンバー(個人番号)などが記載されており、公的機関/金融機関などで本人確認証明書類として利用されることがあります。
そして3つ目は、健康保険証はです。
国民健康保険/社会保険などの保険制度に加入している個人に発行される証明書で、氏名/生年月日/保険者番号などが記載されており、医療機関での本人確認/処方箋受け取りなどの際に使用されます。
ただし、顔写真が記載されていないため、他の本人確認証明書類と併用することが一般的です。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
おすすめの記事(月刊自家用車WEB)
最新の関連記事(自動車/クルマ)
高負荷気味の軽トラなら、早め早めのオイル交換を ハイエースをトランポに使っているユーザーに対して、軽トラをトランポに使っているユーザーの方が、エンジンに対するねぎらいの念を抱くべきだろう。2000cc[…]
40万キロ手前だから油汚れも凄かった このサンバーを自宅に持ち帰ってから最初に行ったのが、車体各部の洗浄。廃車から2年半、草むら放置によってエンジンルームやフロア下はクモの巣だらけ。 赤帽仕様から白色[…]
1分でわかる記事ダイジェスト ゲームセンターで「頭文字D THE ARCADE」にハマって、クルマのMT免許を取りたいと思っているアズリム。そんなアズリムが最先端の技術や未来の乗り物が語られる展示会に[…]
じつは人気ラーメン店より身近な乗り物?! その理由をキムコジャパンの統括部長・平井健三さんは「ノーブランドメーカーの4輪バギーはそもそも耐久性の低いものが多いうえ、部品が入手できないことがほとんどで、[…]
バイクを積んで家族と出かけて、クルマ好きも満足できる? 世帯持ちには休日の“家族サービス”というものがある。家族が楽しんでくれるのだから嫌ではないけれど、奥様がアウトレットなんかで洋服を選んでいる小一[…]
人気記事ランキング(全体)
日本で登場したときの想定価格は60万円台か カワサキはタイに続き北米でも「W230}を発表。空冷233cc単気筒エンジンはKLX230のものをベースとしているが、レトロモデルにふさわしいパワー特性と外[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは欧州でR9、北米でYZF-R9を発表した。車名は仕向け地によって『YZF』を省略しているようだが、基本的には(細かな違いはあるとしても)同じマシン[…]
ライダーを魅了してやまない「ハイパーVTEC」 CB400SF(スーパーフォア)に採用されていることでも有名な、バルブ制御システム「ハイパーVTEC(HYPER VTEC)」。この口コミを検索してみる[…]
燃料タンクも新作! サスペンションカバーやディープフェンダーも特徴 ホンダは、昨年11月に車両の姿を公開し、後日国内で発売予定としていた新型モデル「GB350C」をついに正式発表、2024年10月10[…]
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
最新の投稿記事(全体)
元世界チャンピオンが全日本トライアルに参戦、先行して参戦しているヤマハに挑む ホンダが開発中の電動トライアルバイク「RTLエレクトリック」で、藤波貴久さんが全日本トライアル選手権に参戦する。そんなニュ[…]
水冷GVシリーズのGV125S/GV300Sに加え、250モデル×3機種を追加 ヒョースンモータージャパンは、新型水冷250cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV250」シリーズ3機[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは、欧州および北米で正式発表されたYZF-R9を日本国内にも2025年春以降に導入すると明らかにした。価格や諸元については国内未発表だが、欧州仕様の[…]
タイや欧州、北米で先行発表済みのW230とメグロS1 カワサキモータースジャパンは、新型モデル「W230」と「メグロS1」をタイ、欧州、北米に続き日本でも2024年11月下旬に発売すると発表。これと併[…]
CYBER LEATHER グローブシリーズの特徴 ライダーの基本的な要求である、「怪我から身を守ること」「清潔感を保持すること」「ストレスフリーで快適に走行できること」に基づいて作られたスタンダード[…]
- 1
- 2