[元白バイ 伊藤由里絵の全国靴磨きバイク旅]靴磨きイベント初日、お客さんはたった一人でした…
![[元白バイ 伊藤由里絵の全国靴磨きバイク旅]靴磨きイベント初日、お客さんはたった一人でした…](https://young-machine.com/main/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
●文:[クリエイターチャンネル] 伊藤由里絵
日本一周の記事がスタートした前回。最初に目指した先は北海道。いきなりフェリーに乗り遅れそうになったり、着いてから目的地までの間でガス欠になりかけたり、波乱の予感が漂います・・・笑
最初の目的地で待っていたのは・・・
フェリーを降りた苫小牧から札幌までおよそ2時間。目的地のおばあちゃんちにたどり着くと、そこで待っていたのはなんと送り出したはずの家族たちでした(笑)。皆心配してくれていたみたいで、北海道で大集合。
張り切って出発したもののいきなりのアクシデント連発で心細くて・・・、正直再会できてホッとしました。
右 10年ぶりに再会したおばあちゃん。ド派手な格好・・・
家族からの応援も受けて、改めて翌日からの靴磨きイベントが楽しみになってきました。
イベント初日、お客さんはたった一人・・・
イオンモール旭川駅前『BLU CERETTA』店内
これだけワクワクした気持ちで臨んだ靴磨き日本一周ですが、最初に洗礼を受けることとなったのです。それは…
靴磨きのお客さんが全く来ない!!!
旭川の大型ショッピングモールでイベントをさせてもらったので施設自体にはたくさんの人が歩いているのに・・・皆こちらを見ることなく過ぎ去っていきます。気合いを入れて日本一周を始めただけに、この反応には悲しいものがありました。いよいよ誰も来ないのではないかと思ったその矢先・・・
希望の光が!!
「いとさん! いつもインスタ見ています!! バイクのブーツを磨いてください!!!」
なんと! 初めての地で挫折しかけた中、一人の女性が声をかけてくれたんです! 今までのネガティブな気持ちが一瞬で消え去って、眼の前の女性に喜んでもらおうと、とにかく一生懸命にブーツを磨きました。そして最後には応援の気持ちを込めたお手紙までいただいて・・・
たった一人からのスタート。だけど、たった一人に救われる。それを実感した瞬間でした。悔しい気持ちと嬉しい気持ちの両方を一日に味わえたことはとても貴重な体験だったと今では思います。
ゼロではなくイチだったことはむしろよかった、後はこれから上がるしかない!! どんな声かけをしたら興味を持ってもらえるだろう? もっと喜んでもらうにはどうしたらいいだろう? とどんどんアイディアが湧いてきて、次の土地でまた頑張れるよう、張り切って旭川を後にしました。
【告知】モーターサイクルショーで靴磨きします!!
なんと、2024年3月22日~開催する第51回東京モーターサイクルショーで靴磨きイベントを開催することになりました! いつかモーターサイクルショーでも靴磨きが出来たら・・・という夢が叶って凄く嬉しいです!
日時 〇3月22日(金)13時30分~ 〇3月23日(土)10時00分~ 〇3月24日(日)10時00分~
場所 東京ビッグサイト 西2ホール 2-43 『ヤングマシン(内外出版社)ブース内』
料金 下記メニュー表のとおり ※予約無し、当日来店順に受付
所要時間 ・靴 10分~ ・革小物(お財布など) 5分~ ・レザージャケット 40分~
物販 オリジナルレザークリーム、レザーケア商品、靴べら、ステッカーほか
もう古くなっているから・・・と靴箱に眠ってしまっている靴も、乾燥してしまった革製品も、まるで新品のように生まれ変わります。レザーケアが初めての方も是非お気軽に足をお運びくださいませ!
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(伊藤由里絵)
みなさん、こんにちは! 靴磨きしながら愛車のヤマハボルトで日本一周している、いとです! 「靴磨きを始めたいけど、どんなアイテムを用意すればいいのか分からない!」なんてお悩みをよく耳にします。昔はミンク[…]
みなさんこんにちは、靴磨きしながら愛車のヤマハボルトで日本一周中のいとです! まだ暑さが残る日も続いていますが、涼しい日も多くなり、ツーリングシーズン到来となりました。この時期のおすすめは、なんといっ[…]
こんにちは! 愛車のヤマハボルトで日本一周しながら靴磨きしている靴磨き職人のいとです! みなさん、靴磨きの応用技「鏡面磨き」ってご存知ですか?? あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、文字通り鏡のよ[…]
1分でわかる記事ダイジェスト 北海道をバイクで走りたいと思う人も多いかもしれないが、本州から離れ、フェリーでないと行けないので、ハードルはちょっと高い。そんな方に向けて、筆者が日本一周旅の道中で走った[…]
皆さんこんにちは! 愛車のヤマハボルトで日本一周しながら靴磨き職人として働くいとです! 暑~いこの季節、皆さんいかがお過ごしですか~?? さてさて、この季節にお客様からよくこんな相談を受けます。夏の間[…]
最新の関連記事(ツーリング)
潮風と愉しむ瀬戸内の海の幸をその場で堪能せよ! ツーリングで心地よい疲労を感じた体に染みわたる、とびきりの港メシはライダーにとって最高の贅沢だ。IKEDA PORT MARCHÉでは、島の牡蠣や地魚を[…]
9月7日(日)に単車神社で年に一度の「例大祭・交通安全祈年祭」 新聞やTV、ネットニュースに触れると、毎日のようにバイク事故の報道を目にします。“ヤング・アット・ハート”かつ賢明な皆さんは、こういった[…]
四季折々の絶景が楽しめる鳥取県 そもそも鳥取県は、ツーリングに適した自然環境と道路条件が揃った場所。日本海沿いの雄大な海岸線から、大山・蒜山高原エリアの山々まで、変化に富んだ絶景ルートが点在し、四季折[…]
ツーリングの持ち物【最低限必要な基本アイテム】 オートバイ趣味のもっとも一般的な楽しみ方は、オートバイならではの機動力や爽快さを満喫しながら好きな場所へ自由に行くこと。いわゆるツーリングです。 初心者[…]
松戸市〜成田市を結ぶ国道464号の発展 かつて、千葉県の北総地区は高速道路のアクセスが今ひとつ芳しくなかった。 常磐自動車道・柏インターや京葉道路・原木インターからもちょっとばかり離れているため、例[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
125ccクラス 軽さランキングTOP10 原付二種は免許取得のハードルも低く、手軽に楽しめる最高の相棒だ。とくに重要なのは「軽さ」だろう。軽ければ軽いほど、街中での取り回しは楽になるし、タイトなワイ[…]
50レプリカのフルサイズからミニバイクレースを経てデフォルメフルサイズへ! VR46カラーのTZR50……実はヨーロッパで1997年から2012年まで生産されていたイタリアのミナレリ製エンジンで、現地[…]
LCDメーターがTFTにグレードアップ、外観も一新! リーニングマルチホイール=LMW採用の原付二種/軽二輪スクーターとして独自の地位を築いているヤマハの「トリシティ125」「トリシティ155」がマイ[…]
“グローバルカラー”をうたうマットパールホワイト インディアヤマハモーター(IYM)は、水冷単気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「R15 V4(V4=第4世代の意 ※日本名YZF-R15)」の新[…]
シグナスシリーズ、20年の歴史を背負うニューフェイス 以前は空冷エンジン搭載のコンパクトな原付二種スポーツスクーターとして人気を博した「シグナスX」だが、水冷の新世代「シグナス グリファス」に交代した[…]
人気記事ランキング(全体)
どうする? スクーターのエンジンがかからない ※これはまさに、筆者が直面した実話です。我が家のスクーター(TODAY)に乗ろうと思って、車庫から引っ張り出しました。ちょっと久しぶりですね。エンジンをか[…]
カスタムスピリットから生まれた英国ブランド まずMUTT Motorcyclesというブランドについておさらいしておこう。2016年、英国バーミンガムでカスタムビルダーのWill RiggとBenny[…]
“思い出の1台”に乗りたい バイクメーカーがニューモデルを開発する際は、ユーザーがそれを受容できるか、あるいは新たなマーケットを作り出せるかが重要。レーサーレプリカもネイキッドも、それがウケると分かっ[…]
日本の免許制度を考慮してナナハン4気筒と同時開発 GS750の弟分。世間にはそういう見方をする人がいるけれど、’76年から発売が始まったGS400を弟分と呼ぶのは、少々語弊があるのかもしれない。なんと[…]
随所に専用部品を投入したZシリーズ初のR仕様 Z1000の派生/上級機種として’78年に登場したZ1‐Rは、評価がなかなか難しいモデルである。まず当時の流行だったカフェレーサーの手法を取り入れながら、[…]
最新の投稿記事(全体)
エンデュランス バイクETCケース 汎用 EK395HANA1の概要 エンデュランスのETCケース EK395HANA1は、材質にSUS304を採用した黒塗装仕上げで耐久性と防錆性に配慮された製品です[…]
FLHXSE CVOストリートグライド:CVOでは唯一となるバットウイングフェアリング フラッグシップモデルを象徴するバットウイングフェアリング。そのアイコンを持つ最上級仕様が「CVOストリートグライ[…]
コンパクトで使いやすいワイヤーロック ヘンリービギンズの「デイトナ ワイヤーロック DLK120」は、質量約90gの軽量設計で、ツーリング時の携行に適したポータブルロックです。ダイヤルロック式のため鍵[…]
随所に専用部品を投入したZシリーズ初のR仕様 Z1000の派生/上級機種として’78年に登場したZ1‐Rは、評価がなかなか難しいモデルである。まず当時の流行だったカフェレーサーの手法を取り入れながら、[…]
125ccクラス 軽さランキングTOP10 原付二種は免許取得のハードルも低く、手軽に楽しめる最高の相棒だ。とくに重要なのは「軽さ」だろう。軽ければ軽いほど、街中での取り回しは楽になるし、タイトなワイ[…]
- 1
- 2