ソロ用インカムとして不足なし! サイン・ハウス B+COM PLAY 試用インプレッション
サイン・ハウスのB+COMシリーズに新たな仲間が加わった。かつて「聴く」ことだけに特化したミュージックというモデルが存在したが、それにワイヤーマイクを追加して「話す」という機能をプラスしたのがこの新製品だ。
●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:長谷川徹 ●BRAND POST提供:サイン・ハウス
驚くほどにコンパクト。シンプルな操作も魅力
高機能なインカムが増えつつある昨今、そのカウンターパンチとして実にシンプルな製品が誕生した。
このB+COMプレイ、ソロユースに特化しており、他のライダーとのインカム通話機能を省略。デバイスは2台まで接続でき、スマホ経由で音楽やラジオを聴きながらナビの音声案内を聞くことが可能。またマイクが付いているので、携帯電話のハンズフリー通話や、スマホの音声認識機能を起動させることも。つまり、通勤通学やソロツーリングならこれで十分と言える内容なのだ。
実際に使ってみて、まず感心するのは本体のコンパクトさだ。他社製も含めてハイエンドなインカムを見慣れた目には「ちっさ!」と驚くほどだ。小さいとはいえ、グローブを介して伝わるボタンのサイズ感は上位機種とほぼ変わらず、操作性は特に問題なし。また、機能がシンプルなだけに、操作内容を覚えやすいというのも初心者には美点だろう。
ソフトウエアの更新に関して、上位機種はウィンドウズPC経由のみなのに対し、近日中に配信予定のスマホ専用アプリで行えるというのもライトユーザーにとってはうれしい。これで1万2980円は非常にお買い得だろう。
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