
ヤマハは、走りと環境性能を両立した“BLUE CORE(ブルーコア)”エンジンを搭載するコンパクトな原付二種スクーター「AXIS Z(アクシス ゼット)」にニューカラーを追加し、2025年モデルとして2024年10月24日に発売すると発表した。価格は3300円上昇、主要諸元に変更はない。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヤマハ
新色はマットダークグリーンとパープルの2色
ヤマハは、原付二種スクーター「アクシスZ」にニューカラー×2色を設定。継続色の3色を合わせて全5色のラインナップとし、2024年10月24日に発売する。価格は従来の28万500円から3300円増の28万3800円になった。
37.5Lの大容量シート下トランクにジェット型ヘルメットを2個収納可能など、高い実用性で通勤ライダーなどに支持されているアクシスZは、2022年にマイナーチェンジした際にエンジンが最新排出ガス規制に適合しながら0.1ps&0.01kg-mのパワー&トルクアップを果たしたほか、静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらすSMG(スマートモータージェネレーター)、リヤブレーキ操作でフロントも利くUBSを採用し、ヘッドライトの光量アップも実施された。
ジョグ125と並ぶ低燃費51.9km/L(WMTCモード値)と燃料タンク容量5.5Lで航続距離は約285km、前後10インチの小径ホイールによる小回り性能も好評だ。
アクシスZのカラーバリエーション
アクシスZのスペック
車名 | アクシスZ |
認定型式/原動機打刻型式 | 8BJ-SEJ6J/E33VE |
全長×全幅×全高 | 1790×685×1145mm |
軸距 | 1275mm |
最低地上高 | 125mm |
シート高 | 770mm |
キャスター/トレール | 26°30′/80mm |
装備重量 | 100kg |
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ |
総排気量 | 124cc |
内径×行程 | 52.4×57.9mm |
圧縮比 | 10.2:1 |
最高出力 | 8.3ps/7000rpm |
最大トルク | 1.0kg-m/5000rpm |
変速機 | Vベルト無段変速(オートマチック) |
燃料タンク容量 | 5.5L |
WMTCモード燃費 | 51.9km/L(クラス1、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 100/90-10(チューブレス) |
タイヤサイズ後 | 100/90-10(チューブレス) |
ブレーキ前 | 油圧式ディスク |
ブレーキ後 | 機械式ドラム |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 28万3800円 |
車体色 | 艶消し暗緑、紫、黒、灰、白 |
発売日 | 2024年10月24日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型スクーター)
ピカイチの快適性を誇り、タンデムユースも無理ナシ ようやく全日本JーGP3の開幕戦が近づいてきて(記事制作時)、最近はバイクに乗るトレーニングもスタート。 筋力が増えたことで、これまで苦手だった車種で[…]
コスパも高い! 新型「CUV e:」が“シティコミューターの新常識”になる可能性 最初にぶっちゃけて言わせてもらうと、筆者(北岡)は“EV”全般に対して懐疑的なところがある者です。カーボンニュートラル[…]
スマホ連携TFTやスマートキー装備のDX ホンダがミラノショーで発表した2025年モデルのPCX125(日本名:PCX)。2023年には欧州のスクーターセグメントでベストセラーになった同車だが、日本で[…]
125ccスクーターよりも力強い発進加速、街中で光る静けさ ホンダがパーソナルユース向けに国内リリースした電動スクーターの第2弾「CUV e:」は、第1段の「EM1 e:」が50cc相当の原付一種だっ[…]
原付スクーターは16歳から取得可能な“AT小型限定普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があ[…]
最新の関連記事(新型原付二種 [51〜125cc])
「走る」を変える次世代の相棒 一般的なガソリンバイクが燃料を燃焼させてエンジンを駆動するのに対し、電動バイクはバッテリーに充電した電気でモーターを回して走行する。そのため、排気ガスを一切排出しない、環[…]
ピカイチの快適性を誇り、タンデムユースも無理ナシ ようやく全日本JーGP3の開幕戦が近づいてきて(記事制作時)、最近はバイクに乗るトレーニングもスタート。 筋力が増えたことで、これまで苦手だった車種で[…]
コスパも高い! 新型「CUV e:」が“シティコミューターの新常識”になる可能性 最初にぶっちゃけて言わせてもらうと、筆者(北岡)は“EV”全般に対して懐疑的なところがある者です。カーボンニュートラル[…]
スマホ連携TFTやスマートキー装備のDX ホンダがミラノショーで発表した2025年モデルのPCX125(日本名:PCX)。2023年には欧州のスクーターセグメントでベストセラーになった同車だが、日本で[…]
WMTCモード燃費×タンク容量から航続距離を算出してランキング化 この記事では、国内4代バイクメーカーが公表しているWMTCモード燃費と燃料タンク容量から算出した1給油あたりの航続可能距離を元に、12[…]
人気記事ランキング(全体)
4気筒の「ニンジャZX-R」、2気筒「ニンジャ」計6モデルに10色を新設定 カワサキは欧州でフルカウルスポーツ「ニンジャ」ファミリーのうち、4気筒モデル「Ninja ZX-6R」「Ninja ZX-4[…]
ミニカーとは何かがわかると登録変更のハードルもわかる まず「ミニカー」とは、法律上どのような乗り物として扱われるのか、基本的な定義から押さえておく必要がある。実はこれ、道路交通法上では「普通自動車」扱[…]
ヤマハFZR400:極太アルミフレームがレーサーの趣 ライバルがアルミフレームで先鋭化する中、ついにヤマハもFZの発展進化形をリリースする。 1986年5月に発売されたFZRは、前年に発売されたFZ7[…]
ピカイチの快適性を誇り、タンデムユースも無理ナシ ようやく全日本JーGP3の開幕戦が近づいてきて(記事制作時)、最近はバイクに乗るトレーニングもスタート。 筋力が増えたことで、これまで苦手だった車種で[…]
50ccでも実用カブとは別系統のOHCスポーツ専用エンジンを開発! ホンダは1971年に、50ccではじめてCBの称号がつくベンリイCB50を発売した。 それまで50ccにもスポーツモデルは存在したが[…]
最新の投稿記事(全体)
2025年6月16日に83歳になったアゴスティーニのスペシャル仕様 MVアグスタは欧州で、同ブランドが2025年で創立80周年を迎えるとともに、Agoことジャコモ・アゴスティーニ氏が83歳の誕生日を迎[…]
今年の夏〜秋に走りたい、日本全国のおすすめ「ツーリングロード100」 今回、新たにヤングマシン”D”(電子版)に新規で掲載(追加)された特別ページとは、「TOURING ROAD by YMD 100[…]
バイク用ヘルメットに特化した消臭・除菌機 MAXWINの「MUFU MF-C1」は、バイク用フルフェイスヘルメットなどの小空間に特化したオゾン除菌/消臭機で、ニオイのこもりやすいヘルメット内を15分〜[…]
全天候に対応! 防水仕様の高機能バックパック アールエスタイチの「WPカーゴバックパック RSB283」は、急な雨でも安心な防水気室を2つ搭載。メイン収納とフロントポケットの両方に防水加工が施されてお[…]
24〜32Lに容量可変!ツーリングに柔軟対応 「KEMIMOTO ツーリング シートバッグ」は、荷物の量に応じて容量を24L〜32Lに拡張できる万能バッグ。1泊2日の小旅行から、2泊3日以上のキャンプ[…]
- 1
- 2