ロイヤルエンフィールドの輸入販売を行うピーシーアイは、ニューモデル「ブリット350(BULLET 350)」の国内発売を正式発表した。1932年から途切れなく続く最古の車名を受け継ぐ最新モデルは、メテオ350/クラシック350/ハンター350に続くJシリーズ・4番目の兄弟車だ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ロイヤルエンフィールド
世界の250cc~750ccクラスをリードするロイヤルエンフィールドの最新作
ロイヤルエンフィールド「ブリット350」がついに国内上陸! 発売日は2024年3月15日でカラーバリエーションは全3色、グレードにより異なる価格は価格は69万4100円~70万1800円だ。
すでに海外で試乗会が行われた模様もお届けしているが、ブリット350は90年以上にわたって伝統を継承してきた車名を冠した最新モデル。エンジンはメテオ350/クラシック350/ハンター350と続いてきた『Jプラットフォーム』と同じ349ccのロングストローク空油冷単気筒で、ハリスパフォーマンスによる鉄製フレームに搭載される。
スタイリングはブリット伝統のディテールを継承しており、大型のワンピース段付きシートやガッシリとしたグラブバー、塗装されたスチールフェンダーやワイヤースポークホイールを装備する。
グレードは2種類『プレミアム』と『スタンダード』が用意され、前者には1色、後者には2色がラインナップされる。プレミアムには3Dバッジやカッパーのピンストライプがあしらわれた最高峰のブラックゴールド、そして前後ディスクブレーキ+デュアルチャンネルABSを持つスタンダードにはブラックおよびマルーンが揃う。
共通する装備は、容量13Lのティアドロップ型燃料タンクと、1954年以来ロイヤルエンフィールド製モーターサイクルの象徴でもあるタイガーアイ(パイロットランプ)を持つ新しいヘッドライトには、伝統的なロイヤルエンフィールドのキャスケット(防止のツバのようなもの)液晶のインフォメーションパネルを内蔵するデジタル/アナログ併用メーター、ハンドルバー下に配置されたUSB充電ポートなど。
日本国内における走りや使い勝手については追ってレポートをお届けしたい。
ROYAL ENFIELD BULLET 350[2024 model]スペックとカラーバリエーション
主要諸元■全長2245 全幅785 全高1125 軸距─ シート高805(各mm) 車重195kg■空油冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 349cc 最高出力20.2ps/6100rpm 最大トルク2.75kg-m/4000rpm 変速機5段リターン 燃料タンク容量13L■ブレーキF=ディスク R=ディスク タイヤサイズF=100/90-19 R=120/80-18 ●価格&色:69万4100円(ブラック、マルーン)、70万1800円(ブラック×ゴールド) ●発売日:2024年3月15日
ROYAL ENFIELD BULLET 350[2024 model]ギャラリー
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ロイヤルエンフィールド)
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
ロイヤルエンフィールドの「速い!」「楽しい!」「気持ちいい!」を実感 「アクセシビリティ(アクセスしやすいとっつきやすいバイク。多くの人に乗ってみたいと思わせること)」「ピュアモーターサイクリング(バ[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc 400ccクラスは、普通二輪免許を取ってから間もないビギナーも選ぶことができる排気量帯で、16歳から乗ることができる。 そんな400cc[…]
16歳から取得可能な普通二輪免許で乗れる最大排気量が400cc! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外[…]
最新の関連記事(新型ヘリテイジ/ネオクラシック)
タイや欧州、北米で先行発表済みのW230とメグロS1 カワサキモータースジャパンは、新型モデル「W230」と「メグロS1」をタイ、欧州、北米に続き日本でも2024年11月下旬に発売すると発表。これと併[…]
CL250は『これ1台で良い』とポジティブに思えるバイク! 大パワーや豪華装備の大型バイクに乗り慣れると、250ccっていう排気量のバイクは感覚的に『メインバイク』だと思えなくなってしまいがちです。私[…]
燃料タンクも新作! サスペンションカバーやディープフェンダーも特徴 ホンダは、昨年11月に車両の姿を公開し、後日国内で発売予定としていた新型モデル「GB350C」をついに正式発表、2024年10月10[…]
違いますよね、分かってます。でも比べてみたんです。 原付二種・異種格闘技戦勃発?! 今回は人気の125ccの中から趣味性の高いマニュアルトランスミッションモデル、いわゆる“ギヤ付き”のヤマハXSR12[…]
ちょうどいい動力性能とチープさを感じない走り J-GP3クラスとしては2024年の今季3戦目となった全日本ロードレース選手権の筑波大会は、6月中旬に開催され、自己ベストラップタイムを更新して予選5位。[…]
人気記事ランキング(全体)
日本で登場したときの想定価格は60万円台か カワサキはタイに続き北米でも「W230}を発表。空冷233cc単気筒エンジンはKLX230のものをベースとしているが、レトロモデルにふさわしいパワー特性と外[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは欧州でR9、北米でYZF-R9を発表した。車名は仕向け地によって『YZF』を省略しているようだが、基本的には(細かな違いはあるとしても)同じマシン[…]
ライダーを魅了してやまない「ハイパーVTEC」 CB400SF(スーパーフォア)に採用されていることでも有名な、バルブ制御システム「ハイパーVTEC(HYPER VTEC)」。この口コミを検索してみる[…]
燃料タンクも新作! サスペンションカバーやディープフェンダーも特徴 ホンダは、昨年11月に車両の姿を公開し、後日国内で発売予定としていた新型モデル「GB350C」をついに正式発表、2024年10月10[…]
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
最新の投稿記事(全体)
水冷GVシリーズのGV125S/GV300Sに加え、250モデル×3機種を追加 ヒョースンモータージャパンは、新型水冷250cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV250」シリーズ3機[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは、欧州および北米で正式発表されたYZF-R9を日本国内にも2025年春以降に導入すると明らかにした。価格や諸元については国内未発表だが、欧州仕様の[…]
タイや欧州、北米で先行発表済みのW230とメグロS1 カワサキモータースジャパンは、新型モデル「W230」と「メグロS1」をタイ、欧州、北米に続き日本でも2024年11月下旬に発売すると発表。これと併[…]
CYBER LEATHER グローブシリーズの特徴 ライダーの基本的な要求である、「怪我から身を守ること」「清潔感を保持すること」「ストレスフリーで快適に走行できること」に基づいて作られたスタンダード[…]
先代譲りの緻密さは最新電脳で究極化?! 旧CB400はハイパーVTECやABSこそあったものの、従来型(NC42)の登場は2007年だけに、近年の最新電脳デバイスは皆無だった。しかし新型CB400は電[…]
- 1
- 2