ロイヤルエンフィールドはインド本国で、Jプラットホームで最もベーシックなモデル「ハンター350」にニューカラーを追加発表した。従来のダッパーアッシュはラインナップから外れる模様だ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
新色は『ダッパーオレンジ』と『ダッパーグリーン』
インドでホンダGB350(現地名:ハイネスCB350)を狩るという意味かと話題になった「ハンター350」に新色が登場した。現代的なカラースキームのダッパー○○系に追加された『ダッパーオレンジ』と『ダッパーグリーン』で、従来あったダッパーアッシュは廃止されている。
ハンター350は、ロイヤルエンフィールドがJプラットホームと名付けている350空冷単気筒シリーズで最もベーシックな車体構成と、ロイヤルエンフィールドのラインナップで最も安い価格で順調に販売数を伸ばしている。
スペック的にも、兄弟車のクラシック350が前19/後18インチ、メテオ350が前19/後17インチホイールを採用するのに対し、前後17インチの構成で車重は最も軽い。ホイールベースもやや短く、軽快な走りを披露する。
ニューカラーの日本への導入もほぼ確実と思われ、ますます選択肢が増えて悩むことになりそうだ。
Royal Enfield HUNTER 350[2024 India model]
日本仕様の現行ラインナップ(2024.1.19現在)&主要諸元
車名 | HUNTER 350 |
全長×全幅×全高 | 2100×800mm×1055mm |
軸距 | 1370mm |
シート高 | 790mm |
装備重量 | 181kg |
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ |
総排気量 | 349cc |
内径×行程 | 75×85.8mm |
圧縮比 | 8.5:1 |
最高出力 | 20ps/6100rpm |
最大トルク | 2.75kg-m/7500rpm |
始動方式 | セルフスターター |
変速機 | 5段リターン |
燃料タンク容量 | 13L |
タイヤサイズ前 | 110/70-17 |
タイヤサイズ後 | 140/70-17 |
色&価格 | Dapper White, Dapper Ash, Dapper Grey =65万7800円 Rebel Black, Rebel Blue, Rebel Red =66万4400円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
250cc~750ccクラスをリードするロイヤルエンフィールドの最新作 ロイヤルエンフィールドが最新モデル「ブリット350」を発表した。事前に展開されてきたティーザーではブリット500やブリットSix[…]
ブリティッシュスタイルの伝統と新時代を独自に融合 ロイヤルエンフィールドは、2022年8月7日にインド本国で新型モデル「ハンター350」を発表。これに続き8月31日には、2023年に日本へ導入すること[…]
【テスター:小川勤】'74年生まれ。バイク誌編集長を10年ほど経験し、'22年よりフリーに。クラシックからスーパースポーツ、市街地もサーキットも乗る。webヤングマシン姉妹サイトの「MIGLIORE([…]
『流星(METEOR)』の名を持つイージークルーザー クラシックなクルーザースタイルの中に高級感を持たせ、モダンなカラーデザインとマイルドな走りが魅力のロイヤルエンフィールド メテオ350。国際的な賞[…]
人マネなどしない!カテゴリーとは創るものだ 「ノー。それはとても危険なバイクの開発方法だと思いますよ」開発時にコンペティターやベンチマークに据えたバイクはあるか? という僕の質問に対し、ショットガン6[…]
最新の関連記事(ロイヤルエンフィールド)
モーターサイクルショーで初公開されたINT 650 ロイヤルエンフィールド製品を輸入・販売するピーシーアイは、マイナーチェンジしたINT 650(アイエヌティー・ロクゴーマル)を2024年4月18日に[…]
クラシック350よりもモーターサイクルらしい醍醐味がある! JAIA(日本自動車輸入組合)による試乗会が4月上旬に開催された。いわば外国車イッキ乗りのようなイベントで、プレス向けに年1回行われている。[…]
近代化と90年の歴史、その絶妙ミックス! ROYAL ENFIELD Bullet350 「それは特徴的なタイガーアイ(=ポジション灯)や、ライダーが上半身を直立させ、胸を張って乗れるライディングポジ[…]
“ピュアモーターサイクリング”の原点 1891年に実業家ボブ・ウォーカーとアルバート・エディがレディッチ・ハントエンドのジョージ・タウンゼント社を購入し、1893年に社名をエンフィールド・マニュファク[…]
ロイヤルエンフィールド初の水冷エンジン「シェルパ 450」を搭載 ロイヤルエンフィールドにとって、ヒマラヤ山脈は精神的な故郷であり、いつも創造的なインスピレーションを与えてきた大切な存在。初代ヒマラヤ[…]
最新の関連記事(新型ヘリテイジ/ネオクラシック)
モーターサイクルショーで初公開されたINT 650 ロイヤルエンフィールド製品を輸入・販売するピーシーアイは、マイナーチェンジしたINT 650(アイエヌティー・ロクゴーマル)を2024年4月18日に[…]
XT500をベースにSR500/400が誕生、ロードスポーツとしての好バランスで400が生き残った ワイズギアが「SR400復刻カラー外装セット」を8月下旬以降に発売すると発表した。 SR400は、1[…]
水冷単気筒エンジン+倒立フロントフォークを採用! 英国マットモーターサイクルを取り扱うピーシーアイは、新型車「DRK-01」を2024年4月18日に発売した。じっさいに車両が販売店に届くのは6月下旬予[…]
MT-09ベースのネオレトロ! ブランニューモデルXSR900 GPの登場と同時に、ネイキッド仕様のXSR900にも最新カラーが登場した! こちらは白×赤に金の足まわりを備えたシルキーホワイトと、全身[…]
あの頃のレーシングマシン感! ヤマハは、XSR900をベースにカウルや超小型ヘッドライト、セパレートハンドルなど1980年代レーサーレプリカを思わせるディテールとしたブランニューマシン「XSR900 […]
人気記事ランキング(全体)
どうもアイキョウです。ワークマンにはさまざまなレインウェアがあります。 雨の日でも通勤でバイクに乗るならワークマンのバイカーズという製品がオススメです。ワークマンレインウェアの中では高額な5800円な[…]
330円の万能ソケット買ったので試してみたい いつ頃からだろうか?100円ショップが100円だけではなくなってしまったのは。工具のコーナーも例外ではなく、100円、200円、500円、ものによっては1[…]
――はじめに、津久井高校の県内の位置付けや特色を教えてください。 熊坂:県立高校に移管される前も含めると、明治35年に始まった学校なので120年を超える歴史があります。全日制と夜間定時制の2課程ありま[…]
※2024年3月にWEBヤングマシンで大きな反響を呼んだ記事をあらためて紹介します。こちらは第3位の記事です(初公開日:2024年3月11日)。 バイクはオービスに引っかかることはない!? ウワサの真[…]
リスクの高いスポーツは社会に受け入れられない……? 3月末、日本にいた僕は東京モーターサイクルショー(TMS)にお邪魔しました。会場を回りながら肌で感じたのは、「レース、やばいぞ……」ということでした[…]
最新の投稿記事(全体)
①バットサイクル【映画「バットマン」劇中車(1966年)】 バットマンシリーズ初の長編映画として1966年に公開された“バットマン”に登場。バットモービルのバイク版として今ではおなじみの存在だが、初登[…]
こんにちは、マットです!! 今回はアメリカ最古のモーターサイクルメーカーで有名なインディアンモーターサイクルのクルーザーモデルである新型スポーツチーフに試乗してきました!! 排気量1890cc!!ど迫[…]
トルクが凄ぇ! でも意外なほど普通に走る 2294ccの直列3気筒エンジンを搭載した初代ロケットIII(現在はロケット3)を初めて目の前にしたとき、こんな大きなバイクをまともに走らせられるんだろうかと[…]
精度向上と新たなシール開発で、今なお進化を続けるチェーン技術 芸術家であり科学者でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチが15世紀に考案し、19世紀に現在とほぼ同様の形態で実用化されたローラーチェーンは、バ[…]
車体や外装だけでなく…メーターまでワンオフだ!! カワサキ・ニンジャZX-10Rエンジンをオリジナルのアルミフレームに搭載した“最強”のカタナ。兵庫県でECUチューニングなどを手掛ける10ファクトリー[…]
- 1
- 2