
ホンダは、ベストセラー軽自動車「N-BOX」をモデルチェンジし、2023年10月6日に発売すると発表した。すでに先行情報も開示されていたが、改めて価格と発売日、グレード構成、カラーバリエーションの全てが明らかになった。……あいや、バイク系メディアだろうって? まあ編集部員が2022年型N-BOXオーナーなので大目に見てください。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ホンダ
価格はN-BOXが164万8900円~、N-BOXカスタムが184万9100円~
以前から特設サイトで先行情報が公開されていたN-BOXの発売日と価格が明らかになった! 余計なことをせずキープコンセプトとし、デザインを洗練するとともに細かい部分がアップデートされている。
新型N-BOXの主な特長は以下のようなものだ。まずパッケージングは元々よかった視界をさらに改善。メーターをハンドルの内側から覗く位置に移し、ダッシュボードをフラット化するとともに窓ガラスを水平基調で連続させ、乗員が自身の姿勢や水平感覚をとらえやすくすることで乗り物酔いをしにくくした。また、ピタ駐ミラー(通称)の2つのミラーのうち下側のものをドアミラーに移設し、しっかり後輪周辺まで見えるようにしている。
待望の装備としては、あらかじめ施錠操作をしておけばパワースライドドアの全閉後に自動で施錠することができる予約ロック機能の追加や、DやNレンジからPレンジにシフトした場合でもエンジンがかからないように進化したアイドリングストップ機能などのほか、スマートフォンでドアロック解除などもできるコネクテッド技術「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」が新たに採用された。また、ホンダセンシングには近距離衝突軽減ブレーキと急アクセル抑制機能が追加されている。ホンダの軽自動車として初のマルチビューカメラシステム(オプション)も、いくつかのグレードに装備可能になった。
以下に全てのタイプ別/カラーバリエーション別の価格を、なるべくわかりやすく整理してお届けしよう。
N-BOX 各タイプの価格
| N-BOX | FF=164万8900円 4WD=178万2000円 |
| N-BOX ファッションスタイル | FF=174万7900円 4WD=188万1000円 |
| N-BOX CUSTOM | FF=184万9100円 4WD=198万2200円 |
| N-BOX CUSTOM コーディネートスタイル モノトーン | FF=205万9200円 4WD=219万2300円 |
| N-BOX CUSTOM コーディネートスタイル 2トーン | FF=211万9700円 4WD=225万2800円 |
| N-BOX CUSTOM ターボ | FF=204万9300円 4WD=218万2400円 |
| N-BOX CUSTOM ターボ コーディネートスタイル モノトーン | FF=216万9200円 4WD=230万2300円 |
| N-BOX CUSTOM ターボ コーディネートスタイル 2トーン | FF=222万9700円 4WD=234万2800円 |
N-BOX カラーバリエーション別の価格
N-BOX CUSTOM カラーバリエーション別の価格
インテリアカラー
| タイプ | シート表皮 | カラー |
| N-BOX | トリコット | グレージュ×グレー |
| N-BOX CUSTOM | トリコット | ブラック |
| N-BOX CUSTOM ターボ | メイン:スエード調表皮 サイド:プライムスムース(合皮) | ブラック |
| N-BOX CUSTOM コーディネートスタイル | プライムスムース(合皮) | ブラック |
タイプ別のシート表皮
福祉車両の価格
| N-BOX スロープ | FF=184万4000円 4WD=196万5000円 |
| N-BOX CUSTOM スロープ | FF=206万7000円 4WD=218万8000円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
安心のキープコンセプト、これなら売れるっしょ よくぞ余計なことをしなかった! ……というと偉そうで恐縮ではあるのだが、ホンダのクルマを何台か購入したことがあり、2022年型N-BOXカスタム(スタイル[…]
詳細未発表ながら特設サイトに装備表を掲載 ホンダは8月3日に新型N-BOXを先行公開。2023年秋の正式発売が示唆されているが、価格やスペックは明らかになっていない。とはいうものの、新型N-BOX特設[…]
商用から個人ユースまで対応する軽バンEV 約5時間でフル充電、航続距離は210km以上 ちなみに、国内では2023年6月よりヤマト運輸とN-VAN e:プロトタイプを使用した実用性検証を開始しており、[…]
ホンダのバイクのほとんどが積める 従来のアクティ・バンに代わり7月13日新たに発売される軽自動車のN-VANは、N-BOXのプラットフォームを最大限活用しながら軽バンに求められる広い積載スペースの確保[…]
まずはビッグバイクの代名詞と言えるCB1300SF 全長2200mm、ホイールベース1520mm、車重260kg超を誇る日本のビッグネイキッド「CB1300スーパーフォア」でチャレンジ。あれ、ちょっと[…]
最新の関連記事(自動車/クルマ)
美しく静かな4秒間 1990年くらいから、撮影の場をWGP(現MotoGP)からF1にシフトし始めた。F1撮影歴が100戦を超えた、1999年F1イタリアGPの予選でのことだ。ジョーダン・無限ホンダの[…]
アルティメットシリーズ第2弾として登場 マクラーレンは一般的なカタログモデルですら、超絶素晴らしいスポーツカーにほかなりません。が、さらに磨きをかけたスペシャルモデルとして、アルティメットシリーズを設[…]
F1チームが正式にオーダーするほどの完成度──フォーミュラファクトリー製 1/1「フェラーリF2004」 言うまでもなく、シューマッハが2004年にタイトルを獲得したF1マシンですが、スケールは1/1[…]
何でもありルールに世界のメーカーが飛びついた WRCグループBカテゴリーは1982〜86年まで続いたラリー競技。レース好きならご存じの通り、レギュレーションはほぼ「何でもあり」的なニュアンスでした。レ[…]
13台しか作られなかった964モデルのうちの1台 ポルシェのカスタムと聞いて、世代の違いで思い浮かべるファクトリーが変わってくるかと思います。ベテラン勢ならば、クレーマー、ルーフ、あるいはDPやアンデ[…]
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
4気筒CBR250との棲み分けでさらに長期モデル化の一途へ! ホンダが1982年5月にリリースしたVT250Fは、パワフルな2スト勢に対抗できる唯一の存在として瞬く間に10万台を突破するベストセラーと[…]
ホンダにとって英国はスポーツバイクの奥深さを学んだ特別なカルチャーのの土地柄! 1985年、ホンダはGB400/500と名づけられたビッグシングル(単気筒)スポーツをリリース。 その風貌はトラディショ[…]
400cc以下なら4気筒より2気筒が優位? CBX400Fが誕生するまでの経緯は、’17年型CBR250RRや’92年型CB400SF、’86年型NSR250Rなどの生い立ちに通じるものがある。 もち[…]
レジェンド:フレディ・スペンサー視点「軽さと許容範囲の広さが新時代のCBの証だ」 私は長年、新しいバイクのテストをしてきたが、その際に意識するのはバイクから伝わる感覚、アジリティ(軽快性)、そして安定[…]
原付免許で乗れる“新しい区分の原付バイク”にHondaが4モデルを投入! 新たな排ガス規制の適用に伴い、2025年10月末をもってHondaの50cc車両は生産を終了しましたが、2025年4月1日に行[…]
人気記事ランキング(全体)
さほど高性能でもない2台のスズキ製250ccスポーツは、なぜ意外と目立つのか? 車検がないのに高速道路に乗れるのが、125cc超~250cc以下の軽二輪モデルのメリットだ。そのため国内各メーカーもこの[…]
3Mシンサレート採用の4層構造で冬走行の冷えを軽減する 本商品は、防風ポリエステル生地/3Mシンサレート中綿/裏起毛の4層構造で手全体を効率よく保温する設計。一般的なポリエステル綿と比べて中綿が軽く、[…]
想像を上回る使い勝手のよさ SHOEIが2026年1月9日にSHOEI Gallery(SHOEI Gallery Online Storeを除く)で先行発売する電子調光ドライレンズ「e:DRYLEN[…]
16か所発熱で走行中の冷えポイントを広くカバーする 冬の走行時にとくに冷えやすいのが、肩/背中/腹部などの体幹部である。本モデルは16か所にヒーターを内蔵しており、一般的な電熱ベストより発熱面積が広い[…]
ホコリや汚れを呼ぶ潤滑スプレー 鍵を差すときに動きが渋いなーとか、引っ掛かるなーと感じたことはありませんか? 家の鍵や自転車の鍵、倉庫の南京錠など、身の回りにはいろいろな鍵がありますが、屋外保管しがち[…]
最新の投稿記事(全体)
開口幅調整不要でピッタリフィット。潰れたネジを掴める縦溝付き 通常のウォーターポンププライヤーは掴む相手に合わせてあらかじめ開口幅を調整する必要があるが、この製品は最大開口幅のままグリップを握るだけで[…]
失敗したくない中古車選び、レッドバロンなら安心できる 「新車よりも安い」というのは一般的な中古車の特徴の一面であって、それだけがすべてではない。「空冷のスポーツスターが欲しい!!」となれば中古車を探す[…]
映画の世界を正確に再現したEVバイクをカスタムビルド トロンは1982年にディズニーが作ったSF映画で、全面的にコンピュータグラフィックスを使ったのは世界初の試みでした。コンピュータのプログラム世界の[…]
250cc並列2気筒エンジンで国産最強の42psの性能を持つホンダCBR250RR メリットも多そうな軽二輪(126〜250cc)モデルだけど、気になる排気量や性能での不安etc. 扱いやすいサイズと[…]
スペックから読み解く、SとSMの決定的な違いと最新デバイスの全貌 まずトレールモデルの「S」とモタードモデルの「SM」、どちらを選ぶべきかスペックから再確認しておこう。両車ともに119万9000円とい[…]
- 1
- 2


















































































