カワサキモータースインドネシアは、8月17日にインドネシアが独立してから78周年を迎えることから、独立記念日のパレードランにスペシャルカラーの「ニンジャZX-10R」および「ニンジャZX-6R」を投入することを明らかにした。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
国旗を模した赤と白で左右非対称に塗り分ける
最新のニンジャZX-10RとニンジャZX-6Rが見たことないカラーリングに!? と思いきや、これはインドネシアが1945年8月17日に植民地支配から独立を果たしてから今年で78周年になることを受け、パレードランのために用意されたスペシャルカラー。オランダから300年以上にわたる植民地支配を受け、第二次世界大戦中の3年間は日本の統治を経験し、戦後のオランダとの独立戦争を経て国民国家として独立を果たした記念の日だ。
赤と白のカラーリングは、インドネシアの国旗が上下に赤白2色を配したデザインになっていることを受けたもの。日本メーカーのバイクがこのような役を担うことで、国際交流がさらに活性化していくことを願わずにはいられない。
ニンジャZX-10Rは、2021年のモデルチェンジでエアロダイナミクスを向上したカウルに着替え、クルーズコントロールなども装備した、カワサキのフラッグシップ・スーパースポーツ。
弟分にあたるニンジャZX-6Rは、2024年モデル(日本では未発表)で同じくエアロダイナミクスを向上したフェアリングやTFTメーターを採用した、ミドルクラスのスーパースポーツだ。ライバル勢にはない636ccという排気量を持ち、レースレギュレーションから離れることで公道の使いやすさを追求している。
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