ヤマハは、ライトウェイトクラスのフルカウルスポーツバイク「YZF-R25 ABS」にニューカラーを設定し、2023年2月22日に発売した。新色のパープルは、どこか1990年代の流行カラーを思わせる?
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヤマハ
“毎日乗れるスーパーバイク”がニューカラーで魅力を増す!
ヤマハは、軽二輪クラスのフルカウルロードスポーツ「YZF-R25 ABS」に新色のダークブルーイッシュパープルメタリック3を設定し、継続色のブルーおよびブラックに加えて全3色のカラーバリエーションとした2023年モデルを発売した。
北米向けのYZF-R3ではすでに発表されていた新色だったが、攻めた色味だけに日本でも発売されるのか気になっていた方もいるだろう。このニューカラーの導入にともない、従来のビビッドオレンジメタリック2は廃止に。
YZF-R25は、249ccの並列2気筒エンジンを搭載し、『毎日乗れるスーパーバイク』を標榜。2019年のマイナーチェンジでは、倒立フロントフォークの採用や外装&ライディングポジションまわりの一新でスポーティさを増している。
価格は2022年モデルの66万8800円に対し、2万2000円上昇して69万800円になった。
YAMAHA YZF-R25ABS[2023 model]
車名 | YZF-R25 |
認定型式/原動機打刻型式 | 8BK-RG74J/G403E |
全長×全幅×全高 | 2090×730×1140mm |
軸距 | 1380mm |
最低地上高 | 160mm |
シート高 | 780mm |
キャスター/トレール | 25°00′/95mm |
装備重量 | 169kg |
エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 249cc |
内径×行程 | 60.0×44.1mm |
圧縮比 | 11.6:1 |
最高出力 | 35ps/12000rpm |
最大トルク | 2.3kg-m/10000rpm |
変速機 | 常時噛合式6段リターン |
燃料タンク容量 | 14L |
WMTCモード燃費 | 25.8km/L(クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時) |
タイヤサイズ前 | 110/70-17 |
タイヤサイズ後 | 140/70-17 |
ブレーキ前 | 油圧式ディスク |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク |
乗車定員 | 2名 |
価格 | 69万800円 |
発売日 | 2023年2月22日 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
赤い差し色ヨシ! 従来の2色ラインナップから全3色へ ヤマハは、2023年モデルの「YZF-R7」を発表した。従来からラインナップされる、レースイメージの強いブルーや安定のブラックに、新色のホワイトが[…]
日本仕様の正式導入も期待したい軽二輪スポーツヘリテイジ! ヤマハモーターインドネシアは、MT-15とベースを共有するスポーツヘリテイジモデル「XSR155」の2023年モデルを発表した。ニューカラー×[…]
前年比90.1%と6年ぶり減少だが3年連続7万台以上をキープ 二輪車新聞は、元旦号で2022年の二輪車総需要を総括。これは毎年発表されるデータで、どの排気量クラスが盛り上がっているのか、売れた機種はな[…]
PROLOGUE:エキゾーストノートという ひとつの芸術(丸山 浩) 1988年、ロードレースの国際A級に昇格し、レーシングライダーのひとりとして、そして駆け出しのモータージャーナリストとして活動し始[…]
最新の関連記事(YZF-R25)
1位:ヤマハが新フラッグシップ「YZF-R9」を正式発表 ヤマハは欧州と北米でYZF-R9を発表した。専用にセットアップされたサスペンションやブレンボ製キャリパーを標準装備。R6を上回る空力性能を有し[…]
250ccクラスは16歳から取得可能な“普通二輪免許”で運転できる バイクの免許は全部で7種類ある。原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制[…]
メーター読み145km/hが可能なYZF-R15 高速道路も走れる軽二輪クラス。排気量で余裕のあるYZF-R25が有利なのは当たり前である。ただR25とYZF-R15の比較試乗と聞いて誰もが気になるの[…]
通勤からツーリング、サーキット走行まで使えるカウル付き軽二輪スポーツ 日本の道に最適といえるサイズ感や、通勤/通学からツーリングまで使える万能さが軽二輪(126~250cc)の長所。スクーターやレジャ[…]
「乗りやすさ」のニュアンスが異なる2台 遡ること10年前の2014年12月。「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに、YZF-RシリーズのDNAを受け継ぐスタイリングで登場したヤマハYZF-R25。[…]
最新の関連記事(新型軽二輪 [126〜250cc])
新色×2に加え、継続色も一部変更 ホンダは、水冷4バルブの「eSP+」エンジンを搭載するアドベンチャースタイルの軽二輪スクーター「ADV160」に、スポーティ感のある「ミレニアムレッド」と上質感のある[…]
コンパクトな車体に味わいのエンジンを搭載 カワサキの新型モデル「W230」と「メグロS1」がついに正式発表! ジャパンモビリティショー2023に参考出品されてから約1年、W230は白と青の2色、メグロ[…]
燃費モンスターとして知られる軽二輪ネイキッドに新色 日本ではジクサー150として販売されている車両だが、仕向け地によって単にジクサー、あるいはジクサー155を名乗る。今回はフィリピンに登場したのはニュ[…]
1位:ヤマハが新フラッグシップ「YZF-R9」を正式発表 ヤマハは欧州と北米でYZF-R9を発表した。専用にセットアップされたサスペンションやブレンボ製キャリパーを標準装備。R6を上回る空力性能を有し[…]
ランドスケープ(東京都狛江市)は、CFMOTOの新型クルーザーモデル「250CL-C」の国内販売を開始した。水冷DOHC単気筒をトレリスフレームに搭載した軽二輪モデルで、価格は61万5000円と戦略的[…]
人気記事ランキング(全体)
プロアームはかつてのVFRを思わせるが……? ホンダが全く新しい内燃機関のコンセプトモデルとして世界初公開したのは、『new ICE concept』と名付けられたV3エンジンだった。電動過給機付きと[…]
ハーレー女子に聞きました Q1.これまでのバイク歴/ハーレー歴など教えてくださいQ2.いま乗っている愛車を選んだ理由は?Q3.お気に入りのポイント?Q4.高年式モデルにない魅力とは?Q5.同じ趣味を持[…]
ライトグレーのボディにライトブルーのホイール『アイスストーム(Ise Storm)』 ヤマハがMTシリーズの2025年モデルを一挙に公開した。欧州で発表されたのは「MT-09」「MT-03」「MT-1[…]
1980年代の“ミッドナイトスペシャル”を黒ボディと金ホイールで再現?! ヤマハは欧州と北米で、ミラノショーを前に2025年モデルを発表。まずは新色“ミッドナイトブラック”をまとったXSR900だ。 […]
半ヘルで普通自動二輪車を運転すると交通違反? 「126cc以上のバイクを半ヘルで運転するのは違反」という話をよく耳にしますが、じつを言えばそれは正しくありません。乗車用ヘルメットについて記載された道路[…]
最新の投稿記事(全体)
オートマY-AMTを標準装備、レーダーによる支援技術も進化 ヤマハは11月7日、EICMA 2024で初公開した新型スポーツツーリングモデル「トレーサー9 GT+」を日本国内でも2025年夏以降に発売[…]
グラフィック変更のブルー、完全新色のダークグレーの2本立て ヤマハがYZF-R7の国内2025年モデルを発表した。すでに北米などで発表されていたニューカラーで、前年の3色ラインナップから2色に統合され[…]
伝説のロゴが語る歴史 2024年現在でこそ、三角形にブロック体のアルファベットといった趣の、トライアンフロゴ。しかし100年以上続く、歴史あるブランドだけあって、1902年の盾型デザインに始まり、いく[…]
Screenshot フラットトラックライダー 大森雅俊氏 国内外で活躍するフラットトラックライダー 大森雅俊氏は、FIMフラットトラック世界選手権にエントリーしている唯一の日本人ライダーで、2024[…]
ホンダの英国車風シリーズ「GB」 ミドルクラスで大人気のバイクのひとつといえば、ホンダのGB350だよね! じつは、このGBという名前、かつてのホンダ、英国風カフェレーサーシリーズから引き継がれている[…]