株式会社ナビタイムジャパンがリリースするナビゲーションアプリ「ツーリングサポーター」。排気量別のルート検索に対応するなど、バイク専用を名乗るにふさわしい機能を備えるアプリケーションだが、このたび新たに排気量50cc以下の原付一種向けに「二段階右折回避ルート」の提供を開始した。日常使いはもちろん、配達業務などで利用する際にもさらに有用になったと言えるだろう。
●文:ヤングマシン編集部
アプリとしては日本初! ツーリングサポーターの二段階右折回避ルート
原付一種ユーザーの悩みのタネ、二段階右折。片側3車線以上の道路では原則的に行う必要があるものの、交差点によっては禁止の標識があるところもあり、見知らぬ土地では戸惑ってしまうことも多いはず。
このたびナビタイムのツーリングサポーターに導入された「二段階右折回避ルート」は、こうした面倒な交差点の手前で迂回ルートがある場合に、優先して迂回ルートを表示してくれる機能。
迂回ルートを通ることで大幅に到着予想時刻が遅れたりする場合には、従来通り二段階右折を通行するルートを表示しつつ、音声案内で注意喚起も行なってくれる。
ナビタイムは、ツーリングサポーターの利用者からの「二段階右折をするのが手間」「二段階右折そのものを回避したい」といった声を受け、また、コロナ禍でバイクデリバリーや密を避けた移動手段としてバイク需要が拡大していることから、アプリ上で交通違反を未然に防ぐ仕組みを提供できればという思いから、開発に至ったという。
本機能を活用することで、右折のために一時停止することなくスムーズな走行が可能となり、後続車両との追突事故の軽減も期待できる。
幹線道路の中では特に立場の弱い原付一種。最適なルートを使うことで、安心・安全なライディングを心がけたい。
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