
監督が選手に代わって参戦!? 昨季限りで全日本選手権から引退し、今季は「ヨシムラスズキライドウィン」のチームマネージャーを務めている加賀山就臣さんが、9/17-18に開催される全日本ロードレース第7戦・岡山大会に自チームのライダーとして参戦することになった。代役としての出場ではあるが、レース界の盛り上げに奮起する加賀山さんらしいサプライズだ。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ヨシムラジャパン
駆るのはヨシムラチューンのGSX-R!
今回の措置は、加賀山さんがチームマネージャーを務める「ヨシムラスズキライドウィン」の正ライダー・渡辺一樹選手の世界耐久選手権(EWC)最終戦・ボルドール24時間への参戦が決まり、日程が重なる全日本に出場できなくなったことに起因する。もちろん、この1戦のみの暫定的な決定のはずだが、ファンにはヨシムラチューンのGSX-R1000Rを駆る加賀山さんの勇姿を再び拝める、またとないチャンスと言えよう。
加賀山さんといえば、鈴鹿8耐にケビン・シュワンツを招聘したり、現役時代からテイスト・オブ・ツクバにGSX-Rエンジン搭載のカタナや、引退後もオリジナル鉄フレームのハヤブサ“鐵隼(テツブサ)”を製作して参戦するなど、常にレース界を盛り上げる話題作りに邁進している。今回の“代打”全日本参戦も、いかにも加賀山さんらしいサプライズだ。
加賀山さんはヨシムラジャパンのホームページ上にて、渡辺一樹選手のEWC参戦は非常に喜ばしく、チームとしても気持ちよく送り出したいとした上で、「代役選手を多方面で検討していましたが、チームマネージャーである私が開発などを含め最適と判断して“代役は俺”を発令する事になりました。一樹を日本から応援しながら、少しでも全日本マシンの開発を進められればと思います」とコメント。どんな走りを見せてくれるのか、大いに期待したい!
ヨシムラスズキライドウィンチームのGSX-R1000R。車両のチューニングはヨシムラが、運営を加賀山さんのチーム・ライドウィンが担当。ライダーの渡辺一樹選手は先のモトGP・サンマリノGPに次ぐ海外挑戦となる。 [写真タップで拡大]
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