出川哲朗さんや渡辺一樹選手と横浜・元町をパレード

こんな白バイが来たら逃げられない! 加賀山就臣が一日警察署長に就任!

当Webでもレポート中の「鐵隼(テツブサ)プロジェクト」の仕掛け人が、今度は地元の一日警察署長に就任だ!  5月5日に神奈川県横浜市で開催された「元町 安全・安心Day2022」に、元スズキワークスライダーで現ヨシムラスズキライドウィンの監督を務める加賀山就臣さんが登場。同じく横浜出身のタレント・出川哲朗さんらと共に交通安全と防災を呼びかけた。


●文/写真:ヤングマシン編集部

「30年前は追われる立場だったのに…(笑)」

「元町 安全・安心Day」は、横浜の観光スポットである元町商店街が安心して暮らせる街づくりを目指して、地元の警察署や消防署とともに交通安全や防災意識の向上を呼びかけているイベント。今回はコロナ禍を経て3年ぶりの開催となる。

そして、このイベントに2011年から参加し続けているのが横浜出身のレーシングライダー・加賀山就臣さんだ。元町商店街のある横浜市中区で生まれ育っただけに、レース活動を応援してくれる知人も多く、2011年に自身のチームを立ち上げた際に“加賀山のためになにか出来ないか?”と地元の有志が考えたことがこのイベントに参加するキッカケだったという。

今までは白バイと一緒に自身のJSBマシンを走らせたり(本人いわく「公道でレーサーを走らせたのはレッドブルより先!」)、レーシングスーツ姿で交通安全を呼びかけるなどの参加スタイルだったが、今年はなんと! 一日警察署長を拝命し、白バイ警官の制服をまとって登場。自身のチームで全日本を共に戦う渡辺一樹選手とともに元町商店街を徒歩でパレードした。

白バイの制服に身を包む加賀山一日署長。キマってます。

加賀山さんいわく「30年前は追いかけられる立場だったから、ちょっとドキドキします(笑)」と照れるが、モータースポーツに興味を持ってもらい、サーキットに足を運んでもらうキッカケになるなら何でもやるというスタンス。とはいえ写真を見てもらえば分かる通り、白バイ制服姿もバッチリお似合いだし、署長としての貫禄も十分だった。

また、今年はやはり横浜出身の出川哲朗さんが一日消防署長として参加し、同じく一日警察署長を拝命したタレントの丸りおなさんと3人でのトークショーも開催。加賀山署長は若かりし頃の武勇伝(!?)を出川さんにイジられつつも、「バイクは視認されにくいので、クルマの死角などに入り込まないことが重要」など、安全運転への意識を啓蒙した。

パレードでは警察音楽隊や地元中学校の吹奏楽部などによる演奏も行われ、消防車や交通機動隊のスカイラインGT-Rパトカーなども登場するなど、ゴールデンウイークの元町は家族連れなどの見物客でごった返す盛況ぶりだった。

トークショーにて、若かりし頃のリアルガチを出川さんに突っ込まれる加賀山署長。左の女性はタレントの丸れおなさん。

パレードには、ヨシムラスズキライドウィンで全日本JSB1000を戦う渡辺一樹選手もツナギ姿で登場。暑い中お疲れさまでした…。

パレード後にはブースにてJSBマシンの車両展示も実施。渡辺選手も加賀山さんも気軽に撮影に応じていた。

警察車両や白バイ、消防車両なども展示。神奈川県警のR33GT-Rはレアな4ドアバージョンだった。

皆様、お疲れさまでした!


※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

最新の記事