マシン下部のムービングベルト、そして風速ともに200km/hの状態を再現できるHRC Sakuraの風洞。マシンのダウンフォースやドラッグ(抵抗)を計測するもので、可動式の壁と天井(アダプティブウォールシステム)を併用することで288km/hまでのテストが可能となっている。マシンは送風に対し左右10度ずつ角度を付けて横風状態を再現することも可能。風を起こすファンの直径は8m。Sakuraの風洞は対流式と呼ばれるもので、ロの字型の通路内にこのファンが設置されており、2つの角を曲がってマシンに風を当てる仕組み。