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カワサキは、2022年に誕生50周年を迎えるZシリーズに50周年記念モデルを設定。当初の予想ではZ900RSのみだったが、なんとZ650RSにも火の玉カラーが登場した。その名も「Z650RS 50th Anniversary」は、標準モデルと同じ2022年4月28日に発売されるぞ!
●外部リンク: カワサキモータースジャパン
2気筒モデルにも50周年記念車“50th Anniversary”を設定!
カワサキモータースジャパンは、2022年4月28日にZ650RSの国内仕様を発売するのと同時に、初代Z1(正式名称:900super4)をオマージュした火の玉カラーの50周年記念モデルもリリースすることを明らかにした。
1972年の初代Z1が誕生してから、今年で50年。この記念すべき節目を迎えるにあたって、新世代ミドルクラス・レトロネイキッド「Z650RS」に50周年記念モデル「Z650RS 50th Anniversary」が設定された。同時発表のZ900RS 50th Anniversaryと同じく、特別な工程で仕上げられたファイヤーボール(火の玉)カラーを採用。スリムに絞られたタンクと流れるように伸びたテール周りのラインは、Z1が目指し、そして実現したデザインコンセプトである「スリム、スリーク(滑らか)、セクシー」を彷彿とさせる、流麗なラインを描いている。
標準モデルからの主な変更点は下記の通り。
・キャンディカラーを独自の技法で重ね塗りした艶やかで深みのあるフューエルタンク塗装
・フューエルタンク上部に印されたZ50周年ロゴ
・サイドカバーにあしらわれた専用のエンブレム
・上質感を高めるシボ入りの専用シート表皮
・標準装備されたグラブバー
これらにともない、車重は標準モデル+2kgの190kgに。価格はプラス8万8000円の110万円、車体色はキャンディダイヤモンドブラウンと名付けられた。こちらも標準モデル同様に、安心・安全なモーターサイクルライフをサポートするため、1ヶ月目点検に加え、3年間の定期点検とオイル交換(オイルフィルター含む)を無償で受けられるカワサキケアモデルに指定され、ETC2.0車載器も標準装備となっている。
KAWASAKI Z650RS 50th Anniversary[2022 model]
KAWASAKI Z650RS 50th Anniversary[2022 model]
KAWASAKI Z650RS 50th Anniversary[2022 model]
主要諸元■全長2065 全幅800 全高1115 軸距1405 シート高800(各mm) 車重190kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 68ps/8000pmm 6.5kg-m/6700rpm 変速機6段 燃料タンク容量12L■キャスター24°/トレール100mm ブレーキF=φ300mmダブルディスク+2ポットキャリパー R=φ220mmディスク+1ポットキャリパー タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:110万円 ●色:茶×橙 ●発売日:2022年4月28日
KAWASAKI Z650RS 50th Anniversary[2022 model]キャンディダイヤモンドブラウン(BN1)
KAWASAKI Z650RS 50th Anniversary[2022 model]キャンディダイヤモンドブラウン(BN1)
KAWASAKI Z650RS 50th Anniversary[2022 model]キャンディダイヤモンドブラウン(BN1)
キャンディカラーを独自の手法で重ね塗りした燃料タンクは、より艶やかで深みのある「キャンディダイヤモンドブラウン」に。タンク上部にはZ50周年ロゴが配置される。サイドカバーの専用エンブレムには「650 DOUBLE OVERHEAD CAMSHAFT」の文字が。
遠目には標準モデルと区別しにくいかもしれないが、シート表皮はシボ入りで高級感を醸し出している。ちなみに、写真はおそらくハイシート相当。
クロームメッキ仕上げのグラブバーを標準装備。クラシカルなデザインが嬉しい。
スポークホイールスタイルのキャストホイールは、グリーンカラーの標準モデルと同じゴールドを採用。
前後のゴールドホイールはグリーンカラーの標準モデルと同じだが、車体色とのマッチングにより専用品であるかのよう。
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