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●文:谷田貝洋暁 ●写真:真弓悟史 ●取材協力:BMWモトラッド
’19年に大排気量化とシフトカム採用で大幅進化したR1250GS。’21モデルの変更点はヘッドライトがコーナリング対応になったくらい? と思っていたら、内部の電子制御まわりが激変。走行モードは3つ増えて7つになり(4モードをプリセット)、操作言語も日本語に対応。ただ一番変化を感じたのは、電子制御サスのESA(イーサ)。ピッチングモーションを極力排除するBMWお得意の制御から一転。オフロード走行では逆にピッチングを生かしたマシンコントロールができるようなキャラクターへと路線変更している。
【’21 BMW R1250GS】■水冷4スト水平対向2気筒DOHC4バルブ 1254cc 136ps/7750rpm 14.5kg-m/6250rpm ■車重256kg(装備) ■タイヤF=120/70R19 R=170/60R17 ●色:黒×白 黒 青×白/黄(40周年記念モデル) ●価格:219万2000円~/40周年記念モデル244万6000円~
【ライディングポジション&足着き性】805/825mmのローダウンサスペンション仕様のおかげでかなり足着き性がいい。高くしても踵が浮くのは5cmほど。低くすれば3cmほどしか踵が浮かなくなるおかげで、かなりの安心材料になる。ポジションは低くはなるが、大きな違和感を感じない。[身長172cm/体重75kg]
’21モデルの最大の変更点は電子制御サスペンションの味付け。とにかく動きが良くなっており、エンデューロモード系ではピッチングモーションが積極的に使えるような味付けに変更された。
アダプティブタイプのヘッドライトとなり、内部のユニットが駆動することでHI/LOを切り替え。またIMUからの情報で、車体の傾き、車速に合わせた角度でイン側を照らすようになっている。
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