ボディ前後をつなぐプラスビスを外して後部カバーを開くと、カーボンブラシとコンミュテーターを確認できる。中心のシャフトにクリアランス調整用の薄いシムが入っている場合があるので、慎重にカバーを外してシムの有無を確認しよう。直近の分解洗浄後は1000km程度しか走行していないが、削れたカーボンブラシが確認できた。
安全で快適、環境対策をしながら燃費性能も追求するために、さまざまな電子機器を搭載した現行車。それに対して、必要最小限のメカニズムで動くのが旧車や絶版車の魅力。部品点数が少ない分だけ整備性は悪くないが、最新鋭のコンパクトな工具を用いることで作業効率は大幅に向上する。 目次 1 基本作業ですら容易ではない現代のバイクにはシブイチ2 力が入りにくい場所でこそコンパクトなシブイチが本領を発揮3 セルモータ […]



































