●文:ヤングマシン編集部 ●写真:箱崎太輔
サーキットで超高回転サウンドを思う存分楽しめる!
ZX‐25Rの優れたポテンシャルを思う存分発揮するには、やはりサーキットが最適。そこでカワサキが自ら、ZX-25Rでサーキットを楽しむための”場”を用意することになった。
’21年からスタートする新イベントは、サーキット体験走行→ZX-25R限定のサーキット向けライディングスクール→ワンメイクレースという3段構えで構成。モータースポーツに縁のなかった若いライダーやサーキット未体験の初心者でも、無理なくサーキットに触れられるイベントを目指す。
年4回ほど開催し、基本的にエントリーは先着順となる予定(参加可能台数は検討中)。レースの「ニンジャチームグリーンカップ」は、車両の改造に制限を入れ、エントリーしやすいのが特徴だ。なお、参加者がレベルアップしてきたら、改造OKの上級クラスを設定する可能性もあるという。
ZX-25Rオーナーは、’21年からスタートする遊びの機会をぜひお見逃しなく。詳細はカワサキ公式サイトにて。
開催概要:3ステップを用意
(1)KAZEサーキットミーティング
サーキット体験走行。初回は’21年2月23日、鈴鹿で開催予定。参加車両は限定しないが、25RでエントリーしたKAZE会員は無料。
(2)ニンジャチームグリーントライアル2021
サーキットでのライディングスクール。ZX-25R限定で、鈴鹿(4/3 or 4/4)/もてぎ(4/24 or 25)/SPA直入(5/16&9/12)の計4回開催される予定。公式スーツの購入者は1回無料。
(3)ニンジャチームグリーンカップ2021
ZX-25Rによるワンメイクレース。全日本などのイベントに組み込み、鈴鹿(8/8)/もてぎ(10/31)/SPA直入(7/25&11/7)で計4回開催される予定。料金は、鈴鹿ともてぎが1万8600円、SPA直入は会員1万2000円~/一般1万5000円~。参加にはMFJフレッシュマンライセンスと公式スーツが必要。1回目のみ無料で参加できる。3万円程度で販売される「スタートキット(レバーガード/ゼッケンプレート/オイルトレー/ワイヤーロックドレンなど)」を組み込んだ車両が参加可能。マフラーはノーマルかJMCA認定品。その他、改造に関しては細かく制限が入る予定。
ワンメイクレース参加には、オフィシャルレーシングスーツ(18万4800円)が必須。RSタイチとのコラボで、カワサキワークス=KRTをイメージしたカラーを採用する。価格は抑えめに設定し、正規代理店で販売。公式グローブ(2万2000円)とブーツ(5万1480円)も販売するが、これらの装具は他社製でも参加OKだ。
’20年11月、鈴鹿でデモレースを実施
この開催に先立つ’20年11月1日、ZX-25Rワンメイクのデモレースが鈴鹿サーキットで実施された。同日の全日本ロードレース最終戦決勝と併催され、計20名のライダーが参加した。話題のZX-25Rが大挙揃ってレースする姿はまさに壮観。また女性ライダーも参加し、ハードルの低さをアピールするなど、観客から大きな注目を浴びていた。
’20年11月1日、鈴鹿サーキット東コースを舞台にZX-25Rのワンメイクデモレースを開催。公式スーツに身を包み、ノーマルやカスタムした20台がエントリーした。どこかで見た面々も?
【壮観! 20台が迫力の走りでアピール】本番はフルコースの予定だが、デモレースは東コースを3周、追い抜きナシで実施。それでも20台のZX-25Rが連なって奏でる直4サウンドは大迫力だった。このメンバーでの本気バトルもいつか見たいものだ。
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