ドライバーでもソケットでも、電動工具の便利さを知ってしまうともう後には戻れない。小回りの利くスリムなバッテリーを使うアストロプロダクツのDC10.8Vシリーズは、すべてにおいて”ちょうど良さ”が魅力だ。
10.8Vのリチウムイオンバッテリーに統一した、新たな電動工具シリーズ
アストロプロダクツの新たな電動工具シリーズは、電源を10.8Vのリチウムイオンバッテリーに統一してラインナップを展開。
以前の記事ではミニポリッシャーとラチェットレンチの2製品を紹介したが、その後一気に5製品が新登場。中でも持っておいて損はないのがインパクトドライバーとインパクトレンチ。
特にインパクトドライバーは、スリムでコンパクトな本体サイズとほどよい最大トルク(100Nm)で、手動のドライバー代わりに使える。
18Vや36Vといったハイパワーバッテリー仕様の工具には及ばないが、手軽さとコストパフォーマンスでは引けを取らない魅力がある。
リチウムイオンバッテリー&充電器:本体とは別売り。シリーズ共通で単品購入が可能
充電式電動工具は工具購入時にバッテリーが付属するのが当然だが、アストロプロダクツの10.8Vシリーズは全ての工具でバッテリーと充電器が別売りとなる。使用状況にもよるが最初にバッテリーを2個買って使い回せば、快適に作業できるはずだ。
インパクトドライバー:ビット付け替え式。分解作業に重宝する一品
ドライバーを使う際は”押し7:回し3″が鉄則だが、ビスに押しつけてトリガーを握るだけで一気に緩めてくれるので、分解作業の能率が大幅にアップする。仮締めに使えば作業時間が短縮できる。ソケットアダプターをセットすればインパクトレンチ代わりにもなる。
インパクトレンチ:作業時間短縮の必需品。固着したボルトほどインパクトが有効
きつく締まったボルトやナットを緩める際に、また作業スピードを上げたい時に便利なインパクトレンチ。差込角3/8インチで最大トルク約100Nmなので、フライホイールやクラッチの分解時にも使える。ガチガチに締まったボルトには300Nm近くのトルクが出せる1/2インチのレンチの方が適している。
ミニポリッシャーサンダー:小物の磨きや切断作業で最適な速度が設定できる
金属のサビ落としや塗装のツヤ出し、くすんだヘッドライトの磨き作業全般で使える、2段階スピードリミッター付きのシングルアクションポリッシャーサンダー。回転数はポリッシャーモードで0~2800rpm、サンダーモードなら0~8300rpmの無段階調整。
COBワークライト:薄型スティックタイプの軽量さ。ぶら下げ、貼り付け用途で
光量を2段階に切り替えでき、フックやマグネットで必要な場所に固定できるCOBワークライト。このライトも10.8Vバッテリーで点灯するので、ワークライトとインパクトドライバーを併用するには、最低でも2個のバッテリーが必要になる。
ドリルドライバー:素材に合わせた締め付け力調整で、日曜大工でも活躍
日曜大工の木工やバイクやクルマにアクセサリーを取り付ける際に出番がある電動ドリル。電源コードを引っぱる必要があるAC100Vドリルに対して、コードレスならどこでも使える。ドライバーとして使う際は、締め付け力に応じてクラッチを調整するとよい。
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