カワサキからNinja ZX-25R用社外品マフラーの発売の知らせがきた。公道適合のアクラポヴィッチ(Akrapovic)製フルエキゾーストマフラーとBEET製のNASSERT Evolution Type II、そしてレース専用のアクラポヴィッチ製フルエキゾーストだ。出荷時期は9月中旬以降(製品によって異なる)。
Ninja ZX-25R用カスタムパーツに熱視線、まずはマフラーからだ!
カワサキモータースジャパンが発表したのは、カワサキ×アクラポヴィッチによるコラボレーションエディションとなる、Ninja ZX-25R用フルエキゾーストマフラー×2種と、2019年の鈴鹿8耐で優勝した#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hのマシンに採用されていたレーシングマフラーと同形状のナサート エボリューション タイプIIだ。
「カワサキ×Akrapovic Ninja ZX-25R用 フルエキゾーストマフラー -Collaboration Edition-」は、政府認証適合(予定)のものとクローズドコース専用の2タイプがラインナップされる。エキゾーストパイプは基本的に同じもののようだが、集合部から後半にかけての膨張室(およびキャタライザー)の有無やサイレンサーの跳ね上げ角度などの違いがある。出荷予定日は、クローズドコース専用は9月中旬~、政府認証適合(予定)は10月下旬~となる。
カワサキ×Akrapovicコラボレーション商品ということで、オリジナルコラボレーションロゴが装着されているのが特徴。ステンレス製のエキゾーストパイプに組み合わされるヘキサゴナルタイプのサイドカーボンサイレンサーは、見た目に長すぎないようデザインに留意されている。純正ECUのまま出力が向上する(関連記事参照)のも嬉しい。マフラーを装着したままオイル交換&オイルフィルター交換が可能で、O2センサーにも対応している。エキゾーストガスケットは別途カワサキ純正部品が必要だ。なお、本品はカワサキ正規取扱店のみの販売とる。
もう一方の「BEET JAPAN NASSERT Evolution Type II Ninja ZX-25R 政府認証適合(予定) フルエキゾーストマフラー」は2020年10月上旬発売予定。前述のとおり鈴鹿8耐レプリカであると同時に、新型サブサイレンサーと触媒装置の採用により排ガス規制にも対応している。耐熱チタン合金(SUPER TIXR)を採用しており、チタンパイプの表面処理はヒートフィニッシュ使用とすることで美しい外観と耐汚性を両立した。
サイレンサーはシェルの長さが350mmとなっており、クリア、ブルー、メタルブラックの3色から選択可能。こちらもマフラーを装着したままオイル交換&オイルフィルター交換が可能で、O2センサーにも対応するほか、エキゾーストガスケットも付属している。
カワサキ×Akrapovic Ninja ZX-25R用 フルエキゾーストマフラー -Collaboration Edition-
【カワサキ×Akrapovic Ninja ZX-25R用 フルエキゾーストマフラー -Collaboration Edition-】政府認証適合(予定) ●価格:21万7800円 ●導入時期:2020年10月下旬~
【カワサキ×Akrapovic Ninja ZX-25R用 フルエキゾーストマフラー -Collaboration Edition-】クローズドコース専用 ●価格:16万7200円 ●導入時期:2020年9月中旬~
マフラー貼付のオリジナルコラボレーションロゴ
BEET JAPAN NASSERT Evolution TypeII Ninja ZX-25R 政府認証適合(予定) フルエキゾーストマフラー
【BEET JAPAN NASSERT Evolution TypeⅡ Ninja ZX-25R】政府認証適合(予定)フルエキゾーストマフラー ●色&価格:クリアチタンサイレンサー=20万9000円/ブルーチタンサイレンサー=21万4500円/メタルブラックサイレンサー=22万円 ●導入時期:2020年10月中旬~
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