ハードライディングに対応

’20最新オフロードヘルメットコレクション〈前編〉VFX-WR、AR1 etc.

SUOMY Mr JUMP:3種類の繊維の長所を生かして抜群の軽さと強度を両立

レーシングヘルメットメーカーとして’97年にイタリアで誕生したスオーミー。モトクロス世界選手権やダカールラリーでトップライダーに愛用される「Mr JUMP」は、引っ張り強度の強いケブラー、軽量なカーボン、耐衝撃貫通強度の高いアラミドという3種類の繊維を使用したスオーミー独自の構造。その結果、フルカーボンより強く、FRPより軽いシェルを実現。日本では正規代理店のエトスデザインと共同で、日本人に最適な仕様を開発している。

SUOMY Mr JUMP

【SUOMY Mr JUMP】■サイズ:S M L XL ■重量:1200g(Lサイズ・編集部実測値) ■規格:SG規格 MFJ公認 ■カラー:グラフィック9種類 ●価格:5万7200円 [エトスデザイン] [写真タップで拡大]

SUOMY Mr JUMP
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カーボン、ケブラー、アラミドの複合繊維「TRICARBOCO」というスオーミー独自の素材を使用。贅肉をそぎ落としたようなシェルの厚みだが、カーボンやFRP以上の強靭さを実現している。国産Mサイズの筆者がLサイズを着用してみると、ややタイトなフィット感だった。その分、ホールド性は高く、とにかく軽い。モトクロスなどの着地でもズレにくく、長時間のライディングでも身体への負担も少ないはずだ。シェル後端部のフラットな部分は、ネックブレースの装着に対応した形状だ。

SUOMY Mr JUMP
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大きなスリットが開けられたビークバイザー。角度調整ができ、走行風による振られを低減する。

SUOMY Mr JUMP
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冷感吸汗素材をしたインナーは着脱式で洗濯可能。SG規格適合で公道走行も可能。

SUOMY Mr JUMP GRAFFITI BG [ブルー/グリーン]

Arai V-CROSS4:滑らかなRを連続させる基本理念が安心感のある被り心地を実現

「衝撃をできるかぎりかわし、かわし切れなかった分を吸収する。衝撃をかわすには、丸くて滑らかで強い帽体が有効である」 そんなアライの基本理念で開発された「Vクロス4」は、曲率半径75mm以上の凸曲面で構成され、全体的に丸みを帯びたフォルムとなっているのが特徴だ。世界的に厳しい基準のSNELL規格をクリアしたシェルは強靭で、頭全体を包み込むようなフィット感を実現。それが高い安全性を感じる被り心地につながっている。

Arai V-CROSS4

【Arai V-CROSS4】■サイズ:S M L XL ■重量:1550g(Mサイズ・編集部実測値) ■規格:JIS規格 SNELL規格 ■カラー:単色3種類 グラフィック3種類 ●価格:単色4万8400円 グラフィック5万7200円 [アライ] [写真タップで拡大]

Arai V-CROSS4
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ゆるい曲面で構成されたシェルは、衝撃をかわすための形状。アイポートは若干タイトに感じる。サイド部分にはゴーグルを固定するゴーグルロケーターを設置し、アイポート上部はゴーグルとシェルが密着しないよう隙間を設け、ベンチレーション効果を高めている。シェル後部のVAトップリアダクトは排気効率を向上させる形状。ゴーグルベルトを適正な位置にセットするガイドの役割も果たしている。また、VAマウスカバーは転倒時に外れる構造で、引っかかりにならない。

Arai V-CROSS4
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第三者(救護者)から見やすいように改良されたエマージェンシータブ。引くとチークパッドを取り外せる。

Arai V-CROSS4
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内装は新設計ですべてのパーツが取り外し可能。洗濯にも対応する。

Arai V-CROSS4 BARCIA 3

●写真:堤晋一 ●まとめ:小川浩康
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※この記事はオフロードバイク総合誌『オフロードマシン ゴー・ライド』に掲載したものを加筆修正したものです。最新の雑誌は書店もしくは下記サイトにてお買い求めください。

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