ハードライディングに対応

’20最新オフロードヘルメットコレクション〈前編〉VFX-WR、AR1 etc.

  • 2020/9/3
オフロードヘルメット・コレクション

オンロードヘルメットとは異なる特徴的な形状を持つオフロードヘルメット。モトクロスレースなどで巻き上げられた泥から視界を守る大きなバイザーや、顔面への衝撃を緩和してくれる大きく張り出した顎部分など、ハードなライディングに対応したヘルメットだ。通常のオフロードヘルメットは、別売りのゴーグルを装着できるようになっているが、オンロードタイプのようにシールドを装備しているモデルも存在する。こちらは日常使用を考えたモデルで、ツーリングや通勤などでの使い勝手が良好だ。これからオフロードマシンに乗る人や、ヘルメットの買い替えを考えている人に、ゴー・ライド編集部がおすすめする’20年最新ラインナップを2回に分けて紹介する。

まずはサイズの測り方&正しい被り方から

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ヘルメットの性能を発揮させるには、自分の頭としっかり合ったサイズを選ぶことが肝心。できれば、プロのスタッフがいるショップでフィッティングしてもらいたい。それができない場合のサイズ選びを紹介しよう。おでこの真ん中、耳の上1.5cm辺り、後頭部のいちばん出ている部分。この3点を通るラインにメジャーを当てて計測すると、自分の頭のサイズが分かる。ヘルメットを被る際は、アゴひもを左右に開き、おでこからヘルメット内部に入れていく。頭全体が入ったら、アゴひもを下に引いて、頭頂部全体をヘルメット内装にフィットさせる。正しい被りかたをしないと頭が入りにくくなり、それがサイズ間違いの一因になるので要注意。

SHOEI VFX-WR:機能とデザインが見事に調和。新基準となった高い完成度

エッジを効かせたデザインを採用したVFX-Wには、ゴーグルの最適な装着位置を見つけやすくする効果もあるリブが後頭部に設けられている。そういったデザイン性を受け継ぎながら、バイザーやノーズカバーを帽体と一体化させリブは側頭部まで拡大、よりアグレッシブなフォルムに進化しているのがこの「VFX-WR」だ。ベンチレーション性能も拡大され、SHOEI独自の衝撃吸収機能「M.E.D.S」も採用し、高い快適性と安全性も両立している。リブを設けたシルエットには多くのフォロワーが追随するなど、VFX-WRはオフロードヘルメットの新基準と言える高い完成度に仕上がっている。

SHOEI VFX-WR

【SHOEI VFX-WR】■サイズ:S M L XL XXL ■重量:1450g(Mサイズ・編集部実測値) ■規格:JIS規格 MFJ公認 ■カラー:単色3種類 グラフィック12種類 ●価格:単色5万2800円 グラフィック6万6000円 [SHOEI] [写真タップで拡大]

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アイポート(開口部)は広く、大ぶりなゴーグルも装着しやすい。アイポート上部は風を取り込むエアインテーク。ノーズカバーは大型化し、激しいライディング時の息苦しさを軽減。ノーズカバー内部にはメッシュフィルターを装備し、ホコリの侵入を防いでいる。

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赤いリボンは、アクシデント時にチークパッドを引き抜けるE.Q.R.S(Emergency Quick Release System)。ライダーからヘルメットを容易に脱がせるようになる。

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3D形状のウレタンパッドが、激しいライディング時でもホールド性を発揮する新設計内装。汗の多い頬には吸水速乾生地、被り口部分には柔らかい起毛生地を使用。フィッティングと快適な被り心地を両立している。筆者の頭の周囲は57.9cmだが、Mサイズでジャストフィット。頭全体が包まれる感じで、ストレスのない被り心地だった。

SHOEI VFX-WR ALLEGIANT TC-1 [RED/BLACK]

ANSWER AR1:軽量な仕上がりでレース時の疲労を低減しつつ、公道走行にも対応

モトクロス用品ブランドとして40年以上の歴史を持つアンサー。この「AR1」はシェルをABS製とすることで軽く仕上げている。前面に2カ所のエアインテーク、後部に4カ所の排気ベントを設けて通気性も確保し、レース時の疲労を軽減してくれるのは、レーシングブランドらしい作り込みと言える。それでいてSG・PSC規格を満たしているので公道走行にも対応。フィット感がよく街乗りからレースまで使え、コストパフォーマンスは抜群。

ANSWER AR1

【ANSWER AR1】■サイズ:S M L XL ■重量:1420g(Lサイズ・編集部実測値) ■規格:SG・PSC規格 ■カラー:単色1種類 グラフィック7種類 ●価格:1万8150円 [ウエストウッド井原商会] [写真タップで拡大]

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アイポートのサイド部分には、ゴーグルのベルト用ガイドを設置。シェル後頭部にもリブを設け、ゴーグルを適正な位置にセットできる。最新のトレンドを押さえた形状を採用している。

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バイザーは風による振られを抑えつつ、走行風が抜けやすいようにスリットが開けられている。好みの高さに調整可能だ。

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内装は取り外し可能。吸湿発散性に優れた生地を採用し、洗濯も可能。日本人の頭とのフィッティングも良好で、国産モデルと同じサイズ感で着用できる。オフロードライディングに求められるフィット感、通気性、軽さを実現しつつ、求めやすい価格設定なので、モトクロスはもちろん、最近人気のハードエンデューロにも最適な仕上がりと言える。

ANSWER AR1 [レッド/リフレックス/ホワイト]

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