メンテナンスの現場では想像以上の時間をボルトナットの着脱作業に費やしている。コーケン(ko-ken)は、ソケット工具を使う場面で「もう少しソケットが長ければ…」「ラチェットがもう少し振れたら…」という声に応え、信頼を勝ち得てきたブランドだ。
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ユーザーニーズに応え続けることで、膨大なバリエーションを開発
ソケット工具専門メーカーである山下工業研究所(ko-ken)は、バイクや車向けのオートモーティブ用をはじめ様々な業種のユーザーニーズに応えることで、5000以上のバリエーションのソケットを開発してきた。
例えば差込角3/8のソケットには、開口部が6角か12角、長さはスタンダード/セミディープ/ディープ/エクストラディープがある。スタンダードソケットにエクステンションバーを組み合わせても深い場所に届くが、帯に短したすきに長しで、ソケット自体の長さ違いでなければ対応できない場面もある。
ラチェットハンドルも同様で、差込角が同じでも、ヘッドの大きさや全長、首振りなどの構造的特長によって使いやすい場面が変わってくる。ボルトナットを早く回せることが作業時間の短縮につながることを知っているメカニックほど、作業内容に応じて工具を使い分ける。
コーケンのラインナップを活用すれば、今よりもっと快適な作業を実現できる組み合わせが見つかるはずだ。
ラチェットハンドル:ラチェットの本質は歯数にあらず。回せば分かる軽快な空転トルクが美点
差込角3/8のラチェットハンドルは、全長の違いやグリップデザイン、プッシュリリースの有無、首振り機構などラインナップは豊富で、ここで紹介する4製品以外にも32種類のハンドルがある。
グリップデザインはユーザーの好みによるが、これほどのバリエーションが展開されているのはソケット工具だけを専門に開発しているコーケンならでは。
プッシュボタン式ラチェットでソケットをしっかりロック
狭い場所で強さを発揮する1/4ヘッドの3/8ハンドル
空転トルクの軽さと強固なロックを両立
ソケット:基本のフラットドライブと究極のサーフェイスドライブの2本立て
コーケンでは、ボルトの六角部頂点を傷めない面接触設計を「フラットドライブ」と名付けており、6角(右)/12角を問わずすべてのソケットに採用する。
対する「サーフェイスドライブ(左)」は、多少潰れたボルトでも回せるように、頂部を大きく外れた位置で接触する徹底した面接触設計を採用。傷つきやすい化粧ナットやアルミナットにも適している。
スリムな外径とボルトナットへのフィット感。作業に応じてベストなソケットが選べる
6角と12角の価格は同一。狭い場所で重宝する12角
●取材協力:山下工業研究所 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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