とにかく地味で面倒な作業イメージがある下処理=洗浄工程だが、ここで手抜きすると、後々作品の出来映えに大きな影響を与えてしまうことになるので、手抜きできないのが現実。そんな下処理にかかる時間を劇的に短縮してくれるのが、カーベックの洗浄機「スプラッシュショット」「ソニックスター」だ。
巻頭特集「ぼくらのガレージ」 様々な形態の個人ガレージを覗き見して、サンデーメカニックの夢である「マイガレージ製作」の参考にしよう! 自分仕様的なアイデアを思い浮かべるにも参考になるはず。また、ガレー[…]
何よりも大切な”時短”を大幅に実現。油まみれ&細かな滞留ゴミを完全除去
我々サンデーメカニックであれば、面倒な部品磨きや洗浄作業もバイクいじりの一環としてのんびりシコシコ楽しむこともできるが、整備のプロフェッショナル=経営者にとってはそうはいかない。時間=人件費こそが何よりも高いコストになるからだ。
ご存じのように、効率良く仕事を進めるには専用機器の存在が大きい。本誌『モトメカニック』には、サンデーメカニックのみならず、プロユーザーやセミプロと呼べるハイレベルな読者層も存在するが、そんなみなさんに是非とも知ってほしいのが、カーベック(愛知県)が開発/販売している洗浄機「スプラッシュショット」と「ソニックスター」だ。
今となっては一般的な技術となったサンドブラストやウエットブラスト処理だが、効率良く作業を進めるには、部品にこびり付いたドロや油汚れをブラスト処理の前に洗い流さなくてはいけない。
汚れたままの部品をブラスト処理すれば、遅々として仕上がらないし、何より大切なブラストメディアが使い物にならなくなってしまう。そんなベーシックな汚れを落とすのに最適なのがスプラッシュショットだ。
さらにブラスト処理を行った後に、オイル通路などに入り込んでしまったメディアは、徹底的な除去が必要不可欠である。そんな微塵をハイレベルかつ徹底的に除去洗浄できるのが、性能にこだわった超音波洗浄機=ソニックスターである。
キャブレターのように複雑な形状の部品は、洗浄品質の均一化が難しいものだが、そんな部品でも安定した洗浄能力を短時間で実現。クランクケースのような大型部品も余裕で投入できる、ステンレスボディも魅力的だ。
高効率なこれら洗浄機器をファクトリーに導入することで、作業現場の稼働率や機動性は、これまで以上になるはずだ。同社の充実したWEBサイトも是非ご覧あれ。
●文:モトメカニック編集部 ●取材協力:カーベック ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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