軽い力で重たいバイクも自由に移動

キャスター付きで縦横無尽に押せる画期的なメンテナンススタンド「ガレージレボ」

  • 2020/6/13
バイクメンテナンススタンド・ガレージレボ

フレームとスタンドに装備された自在キャスターにより、前後左右自由に移動できるのが画期的なメンテナンススタンドが「ガレージレボ」だ。左右キャスターの幅が広く、横から押しても揺らぐことはない。

●文/写真:栗田 晃 ●取材協力:Garage-Revo

軽い力で重たいバイクも自由に移動

サンデーメカニックがセンタースタンドを持たないバイクのメンテ作業を行う際、メンテナンススタンドは必要不可欠。スイングアームを支えてリアタイヤを持ち上げれば、チェーン給油やブレーキ洗浄などの作業効率が著しくアップする。

従来のメンテナンススタンドは、リアタイヤを浮かせたらその場に留まるのが当たり前だった。これに対して「ガレージレボ」は、スタンドを掛けた状態でバイクを前後左右、自由に移動できるよう、本体底部に自在キャスターを装備しているのが大きな特徴だ。

バイクメンテナンススタンド・ガレージレボ

ガレージレボ(BMW用極太貫通ショートタイプ)●価格:6万908円(本体税別)

これまでにもスタンドアップ状態のバイクをスライドさせるアイデア製品は存在した。あるいは自在キャスターによるスタンドアップ・ダウン時の不安定感や転倒を懸念するかもしれない。

だがガレージレボは、キャスターが付くフレーム=土台とバイクを支えるスタンドが別体構造として、スタンドはシーソーのように揺れ動く。そのため掛け降ろしの際にキャスターが大きく動くことはなく、軽い力で操作できる。

またスタンドの外側にフレームを配置することで、キャスターのトレッドが広くなり、スタンドアップ時に車体を垂直に保つ際も安定感が得られる。言うまでもないが、安全ストッパーによってキャスターをロックすればスタンドは固定されるので、通常のメンテナンス作業にも活用できる。

バイクメンテナンススタンド・ガレージレボ

ガレージレボはスタンドとフレームのピボット部で90度可動する。画像はBMW車のファイナルドライブ部の大径貫通穴に合わせた、エンジニアリングプラスチックスリーブ付き極太シャフト仕様。水冷、空冷エンジン車用で設定が異なるので、詳細は問い合わせを。

バイクメンテナンススタンド・ガレージレボ

スタンドアップしてロックピンを差し込むとスタンドが固定されるので、押し歩きの際にも安心。

押し歩く際の安全を確保するため、ガレージレボが使用できるバイクはスイングアームにV字フック用のフックボルトがあるか、φ14mm以上の貫通タイプのアクスルシャフト装備車という制約はある。

だがフロントタイヤを軸にリアをスライドさせて壁際ピッタリに寄せたり、ハンドルを切りながら斜めに前進後退できる画期的なスタンドは、車重の重いビッグバイクユーザーやガレージを有効活用したいサンデーメカニックの役に立つに違いない。

バイクメンテナンススタンド・ガレージレボ

(左上下)サイドスタンドで立てたバイクの右側からシャフトを挿入し、バイクを垂直に起こしてフレーム左右キャスターの接地を確認。スタンド後部のハンドルを押し下げれば、軽い力でリアタイヤが持ち上がる。(右)バイクの右側から軽く押し引きして壁際に寄せられるだけで価値が実感できる。ガレージの活用に打って付けなスタンドだ。

※この記事はバイクいじりの専門誌『モトメカニック』に掲載したものを加筆修正したものです。最新の雑誌は書店もしくは下記サイトにてお買い求めください。

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