サンデーメカニックならメンテナンスや整備はなるべく自分でやりたいと思うのが当たり前。しかし現状を正しく判断するには、やる気だけでなく蓄積された経験が必要だ。モトジョイの「とことん整備」は、愛車の現状把握とリフレッシュに特化したメニューを提供。特に要となる「首」=ステムベアリングと「腰」=スイングアームピボットのリフレッシュに注力している。
●文/写真:栗田晃 ●取材協力:モトジョイ ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
巻頭特集「ぼくらのガレージ」 様々な形態の個人ガレージを覗き見して、サンデーメカニックの夢である「マイガレージ製作」の参考にしよう! 自分仕様的なアイデアを思い浮かべるにも参考になるはず。また、ガレー[…]
オークションや個人売買だけでなく、一般的なバイクショップで購入したバイクも、快調に走れる状態とは限らない
センタースタンドがなければリアタイヤが上がらないし、メンテナンススタンドではスイングアーム本体の動きはチェックできない。とことん整備では「横方向のガタがこんなに大きいのに気づかなかったの?」という事例も少なくないそうだ。
操縦安定性の要・スイングアームピボットのチェック
交換部品の入荷待ちや加工などで、作業が途中で止まることがある。この車両はとことん整備ではないが、布ウエスだと毛羽が付着、落下する懸念もあるため、エンジン部分を新聞紙で養生してある。こうした配慮は経験豊富なショップならでは。
慣性重量で気づかないステムベアリング異状
オーヴァーレーシングとモトジョイが共催するサーキット走行会「ASTRIDE(アストライド)」。カテゴリーや年式を問わずさまざまなバイクで走行を楽しめるイベントとして、2019年は9月と12月に開催され[…]
ホイールの重量が軽くなればコーナリングやブレーキング、加速に至るまで有利になることは誰もが納得できるはず。運動性全般の向上にとってホイールの軽量化は重要な要素だが、強度がなければ問題外。適度な重量があ[…]
何かを掴む、曲げる、保持するといった作業で使用するプライヤーで、クニペックスほど知られたブランドは他にないと言って良いだろう。 同社が1970年代に開発した、グリップを握ることでセルフロックするウォー[…]
Z-EALのラチェットハンドルのギヤ歯数は、コーケン製で最多の36歯。世の中の多歯傾向からすれば控えめに思えるが、差し込み部とソケットの四角凹部のガタを排除して回転時の無効角度を限りなくゼロにすること[…]
排ガス規制の対応で、希薄燃調が多いスロー&パイロット系。そんな領域で全閉時間が長いと、アフターファイア音が気になることがある。そんな不快音を軽減する働きも持つのが、キャブレターのエアーカットバルブだ。[…]