サンメカ上手はトランポ上手
今の時代、バイク用トランポにもドライブレコーダーは必須【グルドラDミラー】
- 2020/5/16
昨年のTVニュースでも大きな話題となったのが「あおり運転」による重大事故の発生である。ぼくが知る限り、自動車やバイクの運転を始めた70年代当時から、このようなあおり行為は何度も受けた記憶があるので、今さらながらな感はあるが、現代には「ドライブレコーダー」という装備がある。ぼくのトランポ・サンバーにて愛用している「グルドラDミラー」を紹介しよう。
●文/写真:田口勝己 ●写真:栗田晃 ●取材協力:プロテクタ愛知
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フルキットで充実ドラレコ生活
2018年の末、バイク用トランポーターをハイエースファミリーからスバルサンバーファミリーへと乗り換えた際に、ネット通販で格安(でもない)ドライブレコーダーを購入。前後カメラを装備していたので、バックで駐車するときやバック走行の際には心強いアイテムだった。
しかし、購入直後には内蔵バッテリーが不調になり、日時を設定し直しても、一度でも電源を切ると2018年1月1日へと戻ってしまうアリサマ。一度取り付けてしまうと、購入元へクレームをつけるのが面倒くさく、結果的には日時表示を設定で消して利用することに……。
この日時設定は、ぼくのように時間優先で移動する仕事では必要不可欠。そんな折、愛知県のプロテクタが販売する商品が良いとの噂を聞き、新体制で臨む仕事が円滑に進むように、同商品「グルドラDミラー」を購入した。
リアカメラやGPSセンサーを搭載できるフルオプション仕様を購入。別体リアカメラの取り付けにはコツがいるが、以前のダメなやつも別体リアカメラだったので、取り外しながら新しいカメラを取り付けるといった安易な方法で取り付け完了。
説明書にしたがって配線し、作動確認も良好でしたが、シガライター電源の使い勝手が良くないため、ドラレコ電源は、新たにダッシュボード裏にシガライター電源を追加し接続。くれぐれもプラス/マイナスの極性を間違えないように、電源増設時にはテスターを使いましょう。
さて、実際の作動性は、すこぶる良好!! GPSセンサーがあるからこその機能はもちろん、走行中にフラフラして車体がセンターラインに近づくと警告音が鳴る!! といった機能まで付いている。
![グルドラDミラー[プロテクタ]](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2020/05/tranpo-driverecorder-02.jpg)
薄暮の時間帯はもちろん、ほぼまっ暗な時間環境でも、僅かな明かりを頼りに相当な明るさでカメラ映像を映し出してくれるドライブレコーダー「グルドラDミラー」。プロテクタ愛知で購入した。モニター本体はルームミラー兼用タイプ。フェザータッチのスイッチ切り替えで通常のルームミラー、バックモニター、フロントモニターになる。おっさんユーザーには理解しやすい説明書なのも嬉しい。
ぼくが一番気に入ったのは、リアカメラの「アングル変更機能」だ。カメラの位置や角度は変わらないのに、バック信号が入ると工学的にカメラの向きが下向きになってモニター角度が変わり、子供などがクルマのテールゲート下やリアバンパーあたりに隠れていないか? が一目瞭然になるのだ。
すでに3ヶ月近く利用しているが、その使い勝手の良さには驚いてます。ワンボックスボディのトランポを使っているみなさん、自身の安全のためにも、ドラレコの取り付けはお勧め、超オススメですよ!!
グルドラDミラー本体と付属品
取り付け作業の記録
使い心地をチェック
※この記事はバイクいじりの専門誌『モトメカニック』に掲載したものを加筆修正したものです。最新の雑誌は書店もしくは下記サイトにてお買い求めください。
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