スロットルを閉じたときにパンパンパンッ!!

スロットル閉時のアフターファイア音はキャブレターのエアーカットバルブ不調を疑え

スロットルを閉じた時に「パンパンパンッ」というアフターファイア音が気になったら、チェックしておきたいのがキャブレターのエアーカットバルブだ。不調によって本来の性能が出せていない可能性がある。旧車ではパーツの入手に苦労したが、長い歴史を誇るキャブレターパーツ専門メーカー・岸田精密工業からリプレイス品がリリースされた。


●文/写真:モトメカニック編集部  ●取材協力:キースター(岸田精密工業) ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

ホンダ CB1100F用

逆輸入車全盛時代の幕開けは、ホンダCB-Fのオーバーリッターモデル・CB1100Fが登場した’83~’84年頃だった。ヨーロッパ仕様もアメリカ仕様もSC11ならこの部品だ。

ホンダ CBXシリーズ用

ライダーの膝と干渉を防ぐVバンクレイアウトで取り付けられる6気筒エンジンのCBXシリーズ用キャブレター。各シリンダー毎にキャブボディがあるため、オーバーホール時には6セットのバルブが必要だ。

ホンダ ホークIIシリーズ用

’70年代後半から’80年代前半のホンダ車と言えば、ホンダ気化器研究所が独自に開発したCVキャブを装備するモデルが多かった。そんなモデル群にエアーカットバルブの採用例が多かった。ホークIIシリーズもまさにその1台。

カワサキKZ1300用

俗に1ボディ2バレルと呼ばれるカワサキKZ1300のキャブレター。並列6気筒で3キャブボディなので、エアーカットバルブの必要個数は3セット。細部の寸法デザインが異なっている。

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