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様々な場所に使えて、施工も超簡単!!
バイクの手入れには誰もが気を使うもの。特にハーレーの場合は、高品質な塗装やメッキ、そして特に艶消し艶消し仕上げの部分など、どう対処して良いのか悩んでしまうものだ。通常の固形ワックスを使用すると、細かい部分に入り込んだり、ブラックデニム塗装などには白く跡が残ってしまう。
そんな悩みを解決し、しかも汚れの洗浄効果と、艶を長持ちさせるコーティング。その両方の性能を併せ持っているという「シュアラスター ゼロフィニッシュ」を試してみた。
ゼロフィニッシュはスプレータイプで、使い方は簡単。細かい霧は細部にまで入り込む効果も大きく、凸凹したパーツのコーティングもできてしまう優れものと言えるだろう。
通常はそのまま軽くボディーにスプレーするか、マイクロファイバークロスに吹き付けて細かい部分を磨く。高温にも耐える成分なので、エンジンやマフラーにも使用が可能。塗装面から金属、樹脂製品まで、あらゆる部分への使用も問題ない万能アイテムだ。
今回は、ハーレー専門店「ブラックス」の代表である窪田哲也さんと、FLDスイッチバックユーザーのYさんに実際に使用してもらった。
「素材を選ばずに使えるのは本当に助かります。艶消し塗装部分もOKというのは驚きですね。それに、洗車で濡れたままエンジンにスプレーすると、水に馴染んで奥まで浸透していくし、それでコーティングもできるのだから、金属のサビ対策にも良いですね」
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ご夫婦ともにバイクが趣味というYさん。ハーレーはこれで3台目のベテランライダー。その他オフロードバイクも所有する。
シュアラスター ゼロフィニッシュの使用手順
Yさん愛用のハーレーは、2016年モデルのスイッチバック。普段はガレージ保管されている。今回はこちらの車両を磨いてみた。
缶をよく振ってから、面積が広い部分には20センチほど離して軽くスプレーする。塗装するほど大量に吹き付ける必要はまったくない。
ゼロフィニッシュと共に使用すると良いのが、マイクロファイバークロス。きめ細かい繊維でボディーに優しい素材なのだ。マイクロファイバークロスへ直接スプレーしてもOKだ。段差のある細かい部分などには、こうして磨き込むと良い。
プラスチック製品やエンジンのブラックデニム塗装などの艶消し部分にも使用可能で、白く残るようなことは一切ない。ワックス成分が入っていないからだ。
高温の300℃にも耐えるので、マフラーにも使用できる。メッキの艶感が上がり、艶消しブラック塗装されたマフラーでも問題なく使用できる。
洗車して濡れたままでもスプレー可能。もちろん基本的には水洗いで大まかに汚れ落としをした後でスプレーした方が効果が上がる。
ほんの30秒ほどで、水たまり部分に汚れが浮き出てきた。HGSクリーナー成分が汚れを浮かせている証拠である。
しばらくしてからクロスで拭き取ると、このように汚れを除去することができた。やはりエンジン部分は、見えない場所が汚れているのだ。
手軽に使用でき、なおかつ作業はスピーディーなことに驚く窪田さんとYさん。仕上がりは美しく、コーティング効果は2ヶ月続くとのこと。
Yさんもさっそく使ってみることに。簡単な使い心地は女性も抵抗なく使用できる。愛車を美しく保つのはメンテナンスの第一歩でもある。
ガレージではなく、バイクカバーを掛けただけという車両も数多いはず。手入れをしなければコンディションはどんどん悪化するのだから、こまめに手入れできるゼロフィニッシュは強い味方となるはずだ。
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