30~40万円台の“軽バイク”が猛烈に欲しい!

これなら買える! 気軽に遊べる! 外国メーカーのおすすめ“格安”軽バイク

外国メーカーの“格安”軽バイク

最近はアジアだけでなくヨーロッパからも30〜40万円台で買えるバイクたちが、どんどん日本に進出中。ここでは、今回試乗したマシン以外の外国メーカーモデルたちを紹介しよう。いずれも個性派ばかり!

ZONTES カフェレーサー125一般的な車両販売ではなくサブスク形式で乗る新しい提案

外国メーカーの“格安”軽バイク
空冷4スト+キャブのエンジンをリヤ2本サスのダイヤモンドフレームに搭載したベーシックな構成で、車重も操作系もすべてが軽くてコンパクト。セルでもキックでも始動できるエンジンはフラットな特性を維持したままスムーズに吹け上がる。ハンドリングもニュートラルで、誰でも跨った瞬間から違和感なく走り出すことができるお手軽バイクだ。
■全長2044 シート高778(各mm) 車重125kg 空冷4スト単気筒 125cc 11ps/9000rpm 0.9kg-m/- タイヤサイズF=90/90-17 R=130/70-17  ●価格:月々1万3500円

バイク部用品通販サイトのカスタムジャパンが取り扱いを始めたマシンで、中国のゾンテスが欧州で販売しているロケットマン125iを日本向けに仕様変更したものだ。最初はユーザーが利用したい期間に月額料金を支払うサブスクリプション形式で導入され、消耗品交換無料&フルメンテの車両に乗ることができる。まずは大阪府内の3店舗でサービススタート。

外国メーカーの“格安”軽バイク
メーターは反転液晶表示で、外周にタコメーターを備えるほか、ギヤポジションインジケーターや燃料計もしっかりと完備している。
外国メーカーの“格安”軽バイク
エンジンは空冷SOHCの単気筒。ミッションは5速だ。キックペダルが付いているので、万が一のバッテリー上がり時でも始動可能だ。

GPX LEGEND150S20万円台で買えちゃう!

外国メーカーの“格安”軽バイク
■全長2015 シート高830(各mm) 車重130kg 空冷4スト単気筒 149cc 9.15ps/8000rpm 1.01kg-m/8000rpm タイヤサイズF=110/90-17 R=120/90-17  ●価格:26万4000円

DEMON150GRと同系の空冷エンジンを採用するが、こちらは前後17インチホイールを履いたフルサイズのストリートモデル。そのエンジンはマイルドでトルク感を楽しめる味付けになっている。150㏄なので、その気になれば高速道路を走ることもできる新車が、わずか20万円台で手に入るというのは、この時代では驚きの一言だ。

外国メーカーの“格安”軽バイク
上部にアナログ指針のタコメーター。下部にスピードやギヤポジション、燃料計、オド&トリップを表示する液晶部を持っている。
外国メーカーの“格安”軽バイク
空冷SOHCの単気筒エンジンは、DEMONと同じくキャブ仕様。管長の長いマフラーを採用するこちらは特性的に低速の粘りが増している。

GPX GENTLEMANカウルレスバージョンだ

外国メーカーの“格安”軽バイク
■シート高800mm 車重160kg 空冷4スト単気筒197cc 11.5ps 1.34kg-m  ●価格:36万8500円

試乗したジェントルマンレーサーのカウルレスバージョンで、そのぶん価格はさらにリーズナブル。カウルのほかにフラットバーハンドルになっているのが大きな違い。絞り角が少ないので、ハンドルはちょっと遠目になる。

タイ本国でGPX2020モデル発表

外国メーカーの“格安”軽バイク
GPXは本国タイで’20年モデルを発表。FIやフルLED灯火類を採用したオシャレな写真のPOPz125や、水冷DOHCにボッシュ製FIを組み合わせた新世代モダンネイキッドMAD300といったモデルが登場している。

APRILIA RX125SX125のオフ版

外国メーカーの“格安”軽バイク
■シート高905mm 車重134kg 水冷4スト単気筒124.2cc 15ps 1.34kg-m  ●価格:40万7000円

試乗したSX125のオフロード版。本格フルサイズの前21インチ&後18インチのホイールを履き、そのためシート高は905㎜とかなり高めなので足着きには注意。しかし、SXより安い30万円台で本格オフスタイルが手に入るのは、ファンにとっては非常に嬉しい1台だ。

ITALMOTO ティクアトロ125スクランブラー生粋イタリアンが40万円台で

外国メーカーの“格安”軽バイク
■シート高780mm 車重126kg 125cc 9.8ps  ●価格:44万円

本国生産にこだわるイタリアの老舗ブランド・イタルモトが作る1台。動力面は空冷SOHC単気筒+FIを採用し、ユーロ4に対応。ブレーキは前後ともディスクで、ABSは無いものの前後連動と装備は充実している。

ITALMOTO ティクアトロ125カフェレーサーゼッケンバイザーがオシャレ

外国メーカーの“格安”軽バイク



■シート高780mm 車重126kg 125cc 9.8ps  ●価格:45万7600円

ティクアトロとは’52年に販売したT4のイタリア語読み。こちらはカフェレーサー調にまとめられ、やはりイタリアらしいセンスが光る。アナログ式回転計と液晶のコンビメーターやUSBソケットも装備。

MUTT MOTORCYCLES MONGREL125本物カスタムがギリ40万円台

外国メーカーの“格安”軽バイク
■シート高780mm 車重105kg 124cc 12ps  ●価格:49万5000円

英国でハイエンドビンテージカスタムを手掛けてきたMUTTが作り出した、まさに新車で買えるカスタム。レトロな出で立ちにFIや前後連動ブレーキ、LEDテールランプなど現代的装備を隠し持つ。250版もある。

SYM T1 125/T2 250愛称は“野狼”」

外国メーカーの“格安”軽バイク
■シート高780mm 車重155kg(乾) 124cc 10.8ps  ●価格:34万9800円

台湾のSYMが作る単気筒のスポーツネイキッド。現地では「野狼」のペットネームを持ち、空冷125㏄のT1と水冷250㏄のT2がある。日本ではどちらも店頭在庫限りで販売終了だ。

HYOSUNG GD250N EXIVスポーティな250

外国メーカーの“格安”軽バイク
■シート高790mm 車重153kg 249cc 28ps  ●価格:41万8000円

韓国ヒョースン製の水冷DOHC単気筒モデルで、ダウンドラフト吸気やオフセットマウントのリヤサスなど、スポーティな車体構成を持っている。メーターはギヤポジションも表示。

HYOSUNG RT125D カリオンゴン太タイヤの125

外国メーカーの“格安”軽バイク
■シート高790mm 車重135kg 124.5cc 13.7ps  ●価格:29万8568円

ファットタイヤで街乗りからラフロードまで気軽に楽しめるマルチパーパスモデル。空冷DOHC4バルブエンジンはオイルクーラーも装備している。メーターは液晶デジタルだ。

HYOSUNG GT250 R コメットVツインフルカウル

外国メーカーの“格安”軽バイク
■シート高830mm 車重188kg(乾) 249cc 26.6ps  ●価格:49万284円

プロジェクターレンズの縦眼2灯を持つフルカウルモデル。エンジンは空油冷のVツインで、サスは前後にKYB製を採用し、ダブルディスクブレーキも装備するなど、なかなかの充実ぶり。

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