“刀”だから日本製パーツにこだわった逸品カスタムを一挙紹介!#01
ファン熱望のテール延長&ローハンドル化![KATANAカスタム最前線]ビーズガレージ
- ヤングマシン編集部
ノーマルのアップハンドルから、グっと低く構えたローハンドルとし、誰が見ても一目で「カタナってこうだよね」と分かるスタイルにカスタムした新型KATANAが、いよいよ登場だ。ストリートファイター的なノーマルスタイルから、「カタナ」らしい王道スタイルに。なお、フロントウインカーはキジマ製シーケンシャルタイプをエアロフィン先のポジションランプだった部分に仕込むという遊びゴコロも隠されている。
オリジナルと並べて追求した絶妙な王道カタナバランス
神奈川県にあるレンタルガレージ“ビーズガレージ”がプロデュースしたこのカスタムは、先端を削ぎ落とし加工したタンクカバーと、ハリケーン製のスワロータイプハンドルバーを組み合わせることで低く構えたスタイルを実現。同時にテールカウルも13cm延長させて「カタナ」らしさを追求した。今後は、これをベースに型を起こしたFRPとカーボン製の外装を、千葉県にあるオオノスピードが製品化する予定だ。
このカタナのオーナーでもあるビーズガレージの湯浅代表は、GSX1100Sも所有しており、そのデザインバランスを忠実に再現するために2台を並べながら各パーツを吟味したという1台。特にカタナのハンドルは「低さもさることながらタレ角が大きな味」と語り、その出来具合に満足顔だ。旧カタナ感あふれるタナックス製バックミラーも見事にマッチしている。
「すべてをメイドインジャパンに」というこだわり
また、各パーツはすべて「和製」にこだわっているのもポイント。ホイールやブレーキまわりにはアドバンテージ製品を採用しており、キャリパーも純正のブレンボからわざわざニッシンに変更している。1つのパーツが主張しすぎることのない見事な全体バランスを生み出しており、一見すると自然でさりげなく、分かる人が見るとその本気度が伺い知れる、そんな大人のカスタムに仕上がっている。
※ヤングマシン2019年9月号掲載記事をベースに再構成
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