第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

“刀”だから日本製パーツにこだわった逸品カスタムを一挙紹介!#01

ファン熱望のテール延長&ローハンドル化![KATANAカスタム最前線]ビーズガレージ

  • 2019/10/2

 

ノーマルのアップハンドルから、グっと低く構えたローハンドルとし、誰が見ても一目で「カタナってこうだよね」と分かるスタイルにカスタムした新型KATANAが、いよいよ登場だ。ストリートファイター的なノーマルスタイルから、「カタナ」らしい王道スタイルに。なお、フロントウインカーはキジマ製シーケンシャルタイプをエアロフィン先のポジションランプだった部分に仕込むという遊びゴコロも隠されている。

オリジナルと並べて追求した絶妙な王道カタナバランス

神奈川県にあるレンタルガレージ“ビーズガレージ”がプロデュースしたこのカスタムは、先端を削ぎ落とし加工したタンクカバーと、ハリケーン製のスワロータイプハンドルバーを組み合わせることで低く構えたスタイルを実現。同時にテールカウルも13cm延長させて「カタナ」らしさを追求した。今後は、これをベースに型を起こしたFRPとカーボン製の外装を、千葉県にあるオオノスピードが製品化する予定だ。

【〈TANK & HANDLE〉タンクカバーの大胆加工でローハンドル化を可能に!】純正タンクカバーの先端を詰めることで、ハンドル切れ角を確保しつつ、ローハンドル化を実現(写真左がBe’s、右がノーマル)。ハンドルバーには他車用のハリケーン製FATスワロータイプ(1万260円~)を使用し、ケーブル類は加工なしでノーマル品を流用できたと言う。

右のノーマルではタンクカバーの先端が邪魔でハンドル高を下げられなかったが、左のBe’s仕様では加工でその部分を削ぎ落としたことで、それが一気に可能となった。

このカタナのオーナーでもあるビーズガレージの湯浅代表は、GSX1100Sも所有しており、そのデザインバランスを忠実に再現するために2台を並べながら各パーツを吟味したという1台。特にカタナのハンドルは「低さもさることながらタレ角が大きな味」と語り、その出来具合に満足顔だ。旧カタナ感あふれるタナックス製バックミラーも見事にマッチしている。

【〈TAIL & FENDER〉違和感ゼロ! ナンバー移設と13cmのロングテール化】旧カタナの長く伸びたテール形状をオマージュするべく、こちらもカスタム。オオノスピードから出る製品版(写真左)では、タンデムシート下に収められているバッテリーをテール後方に移し、元のスペースは小物入れとして活用できる予定となっている。

テール部分の延長に伴い、エアロフィン状のアンダーカバーも新規に造形している。専用フェンダーレスキットも同時に市販予定。製品版ではナンバー灯も完備されることとなる。

「すべてをメイドインジャパンに」というこだわり

また、各パーツはすべて「和製」にこだわっているのもポイント。ホイールやブレーキまわりにはアドバンテージ製品を採用しており、キャリパーも純正のブレンボからわざわざニッシンに変更している。1つのパーツが主張しすぎることのない見事な全体バランスを生み出しており、一見すると自然でさりげなく、分かる人が見るとその本気度が伺い知れる、そんな大人のカスタムに仕上がっている。

 

【誰もがカタナと感じるバランス】絶妙なタレ角のついたローハンドルと、すっと伸びたテールカウルで、誰もが「これだ!」と分かるカタナスタイルを実現。スクリーンバイザーにはスズキ純正オプション品、タイヤはブリヂストンのバトラックスRS10を使用する。

【“刀”だから日本製パーツにこだわる】見事にカタナテイストを再現したコクピット。バックミラーは、TANAXのナポレオン・クロス2(2808円)だ(写真左)。フロントのマスターシリンダーはアドバンテージ・ニッシンのラジアルポンプタイプ(写真右上)。レバーが軽くなるオオノスピードのライトクラッチホルダー(4万1040円~)を採用。(写真右下)

足まわりはアルミ鍛造の渾身作EXACTⅡホイールに加え、ニッシンキャリパー、ディスクプレート、リヤスプロケットなどを国産のアドバンテージ製品でまとめ上げている。

※ヤングマシン2019年9月号掲載記事をベースに再構成

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