小さいけれどパワフル! 普段使いできる秀作だ

モバイルエアーポンプ[ナンカイ]試用インプレッション

  • 2019/2/13

モバイルエアーポンプ[ナンカイ]

南海部品からコンパクトな電動エアポンプが登場。エアゲージやLEDライトを備えるほか、スマホなどの充電機能も搭載。その実力をチェックしてみた!

モバイルエアーポンプ[ナンカイ]

【モバイルエアーポンプ[ナンカイ]●バッテリー容量:2000mAh ●最大圧力:120ps(i=8.40kg/㎠)●税込価格:1万260円[南海部品]】ホース取り付け部の上方に高輝度LEDライトを装備。ボタンを押すたびに点灯→点滅→ SOS 点滅→消灯と切り替わる。なお、バルブは米式(2輪・4輪)、英式(一般自転車)、仏式(スポーツ自転車)に対応する。

モバイルエアーポンプ[ナンカイ]

(左)電源を入れたあと、左右にあるプラスとマイナスのボタンを操作して任意の空気圧に設定。あとはホースをバルブに接続して中央のボタンを押すだけ。設定値に達すると自動停止するので、操作は非常にイージーだ。(右)電池残量を色で知らせるインジケーター。

モバイルエアーポンプ[ナンカイ]

空気圧の単位はPSI/Bar/kPa/kg/㎠の4種類が用意されており、これもボタン操作で任意に切り替えられるので便利だ。

モバイルエアーポンプ[ナンカイ]

本体の底部にはマイクロUSBおよびUSB端子が設けられており、後者は出力用となっている。充電中やエアポンプ作動時は自動的に出力がオフに。

(○)空気がグングン入る! 自動ストップが便利だ

以前の機会(『ヤングマシン』2018年2月号掲載)に通販番組の電動エアポンプをテストしたのだが、南海部品から発売されたモバイルエアーポンプはそれよりもだいぶコンパクトで軽い。充電式のバッテリーは取り外し式ではなく、またDC12Vカーアダプターも備えていないが、モバイル充電機能を搭載している点は大きなアドバンテージだ。バルブは米、英、仏式に対応、さらにビニール製品やボール用のアタッチメントも同梱する。

電動ポンプ機能の使い方は非常に簡単だ。まずは電源を入れて任意の空気圧に設定し、続いてホースをバルブにつなぐ。あとはポンプの作動ボタンを押すだけだ。ベビコンのような作動音とともに表示されている数字が徐々に大きくなり、任意の空気圧に達すると自動的に停止する。下のカコミが10 回連続して空気を注入した結果で、高精度エアゲージで測定したところ常に10kPaほど低めだったが、目安としては十分以上の正確さと言えるだろう。ちなみに先にテストした電動エアポンプは、同条件でのテストにおいて5回目の途中でバッテリー切れとなったので、小さいながらも南海部品のほうが圧倒的にスタミナがあると言えるだろう。

【10回連続使用もクリア!】フル充電の状態から下記の条件で連続テストを実施した。4回目の途中で残量インジケーターが緑から黄になったものの、10回テストしてなお余裕があった。

※180/55ZR17を190→290kPaに上げた際の所要時間
(1)2分36秒(2)2分31秒(3)2分33秒(4)2分31秒(5)2分46秒(6)2分47秒(7)2分47秒(8)2分53秒(9)2分55秒(10)2分56秒

(△)作動時の音量は大きめ。使用する際には配慮を

小さいながらもコンプレッサーなので、ドゥルルルッという連続音はそれなりに大きめ。閑静な住宅街で使用する際はできるだけ周囲に配慮したい。

こんな人におすすめ:既存製品よりも小さいのにスタミナあり!

827kPa(120psi)まで測定可能という南海部品のモバイルエアーポンプ。30分以上の連続使用が不可ということで、今回は10 回でテストを中断したが、まだ余裕がありそうだった。なお、USBコードは付属しないのでご注意を。

●写真: 飛澤 慎
※ヤングマシン2019年2月号掲載記事をベースに再構成

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大屋雄一

大屋雄一

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紙面版にて厳正なる新製品テストを担当するベテランジャーナリスト。