日本では3月に発表か

【お値段据え置き】YZF-R3の価格が欧州で発表・オプションパーツも

YAMAHA YZF-R3(オプションパーツ装着車)

2018年10月に発表された新型YZF-R3がついに発売される。YZF-R1の20周年とともに、R1のDNAをより色濃く反映したスタイリングとされたYZF-R3は、倒立フォークなどの新採用にもかかわらず、価格は据え置き(イタリア)となっている。

イタリアでの価格は5790ユーロ

従来型の価格が5790ユーロだったイタリアで発表された新型R3の価格は、同じく5790ユーロ(※欧州内でも地域によって価格は異なる)。従来型もライバル比ではお買い得な設定だったが、新型でもそれを踏襲するとなると、装備の魅力に加えて大きなアドバンテージとなる。

もちろん、期待したくなるのは日本における価格も同様となることだ。現行型の国内価格はYZF-R3 ABS=64万2600円、YZF-R25 ABS=61万200円、YZF-R25=56万7000円となっている。参考までにライバル勢の現在の価格はというと……。

・ホンダ CBR250RR=78万8400円~83万9160円

・スズキ GSX250R=52万7040円~53万8920円

・カワサキ ニンジャ400=71万640円/ニンジャ250=62万9640円~64万440円

以上から、もっとも安いのはスズキだが、ヤマハもかなりの戦略的価格だということがわかる。新型でも最小限の価格アップ(または維持)にとどまるのであれば、大きな魅力となることは間違いない。

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じっさい、上記リンク記事で明らかになっているインドネシア仕様R25の価格も、日本円にして1万円程度のアップにとどまっているし、北米では価格据え置きが発表されている。

新たに発表された動画には新フィーチャー多数

欧州では価格発表とともに新たな動画が公開された。その中身を解説していこう。

新採用となった倒立フォークはKYB製のφ37mm。
アッパーブラケットはYZR-M1からインスピレーションを得た形状(R1も同様)だ。
エアロダイナミクスを大きく向上したことにより、トップスピードは8km/hも向上。
MotoGPマシンのYZR-M1をイメージしたボディワークとワイドスクリーン。
エルゴノミクスを向上し、さまざまなライディングポジションでグリップを握りやすくなった。
ヘッドライドはYZF-R1スタイルのLED。
LCD表示の新型デジタルメーター。燃費なども表示可能だ。
メーターは読みやすい。

欧州ヤマハ発信の映像はこちら ↓

各種オプションパーツも発表

欧州ではスポーティさを向上させる純正オプションパーツ群を発表。耐久レースイメージのスクリーンやLEDウインカーはかなりカッコイイぞ。

ローレットが刻まれたレーシーなステップバー。
こちらはタンデム用のステップバーだ。
アクラポヴィッチのマフラー。
レーシングスタンド用のブラケット。
ブルーアルマイトが施されたオイルフィラーキャップ。
ボディがブラックアウトされたLEDウインカーキット。
高めのハイトでウインドプロテクションを向上するエンデュランススクリーン。
タンクの傷つきを防止する、カーボン柄のステッカー。
ライセンスプレートホルダーはR1やR6のイメージにより近くなる。
シングルシートカバー。
ドライブチェーンガード。

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