10月のインタモトショーで正式デビュー

2019新型Ninja125(ニンジャ125)とZ125が公開! 国内導入も濃厚

2018年9月10日、昨年のイタリア ミラノショーでカワサキが登場を予告したニンジャ125とZ125の写真が公開された。これまでの予想通り、車体や外装は国内でも販売されていたニンジャ250SL&Z250SLと同じもの。気になるスペックなどを250SLやライバルと比較してみたい。

最高出力は15psと発表

YouTubeで公開されたティザー動画に続き、カワサキが欧州でニンジャ125とZ125のスタイル写真と概要を発表した。「H2と同じトラスフレームに、ニンジャ125やZ125とも15psを発揮する同じ水冷単気筒エンジンを搭載。詳細は10月2日からスタートするインタモトショーにて明らかになる」といった内容だ。公開された写真から外観や車体はニンジャ250SLやZ250SLを踏襲していることが分かったが、搭載されているエンジンも形が似ており、250㏄ベースの排気量ダウンと思われる。250SLと同じくヘッドはDOHCを採用しているようで、同様にDOHC4バルブのスズキGSX-R125と同じ最高出力を発揮している。

【KAWASAKI Ninja125 2019年型欧州仕様(上)】下のニンジャ250SL国内仕様とカラーリングとウインカーの大きさ以外に違いはほとんどない。ホイールの回転センサーがあることから125はABSを採用していると思われる。
【KAWASAKI Z125 2019年型欧州仕様(上)】こちらも下のZ250SL国内仕様とカラーリングとウインカーの大きさ以外に違いはほとんどない。Z125はシートをツートーンとしているなど、デザインに凝っている感じだ。

日本への導入や150㏄版も期待できそう

新発表となったニンジャ125とZ125は、アジアなどの地域向けに150㏄版もデビューするという情報もあるが、元が250㏄のエンジンで125㏄仕様をリリースするのであれば、その中間である150㏄版はそれほど難しくはないだろう。また、125については日本国内での発売も濃厚で、2018年に新発売したスズキのGSXシリーズやホンダのCB125Rに続く、本格原付2スポーツの登場でさらなる盛り上がりが期待できそうだ。

左列が新型Z125で右列は250SLの写真。エンジンのクランクケースは共通のようだ。形状から125もDOHCヘッドのように見える。フレームは完全に一致。


ニュース提供:欧州カワサキ

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