2018年5月19日、テイスト・オブ・ツクバ SATSUKI STAGEにて実施されたZ900RSパレードランイベントに横浜のストライカーも参加。東京モーターサイクルショーで公開されたデモ車両が進化し、発売したばかりのフルエキゾーストで全開走行を披露した。
異形サイレンサー・OFF-Typeのレース用も登場
サーキット走行も視野に入れてカスタマイズを進めるストライカーのZ900RSが、筑波サーキットでデモ走行を披露。パレードランの後、代表の新辰朗氏がレーシングスピードでコース2000を走り抜け、旧車ファンの注目を集めた。ストライカーのZ900RSカスタムは東京モーターサイクルショー前から開発をスタートし、ガードスライダーやステップ、スリップオンサイレンサーなどは既に発売されているが、ついにZ900RS用”INTER MODEL”フルエキゾーストマフラーも5月21日にリリース。そのレース版を特別に仕立て上げ、快音を響かせた。
セパレートハンドルキットも開発スタート
ブランドの代表を国際ライダーの新辰朗氏が務めるだけに、ストライカーのZ900RSカスタムは走り指向を貫いている。東京モーターサイクルショーに展示され筑波で走行したZ900RSには、トップブリッジやクランプ、ハンドルバーもサーキット走行を見据えたオリジナルパーツが装着されていたが、要望が多いため秋の発売を目指して開発が開始された。また、「縦剛性は強く横剛性はしなりをもたせる」というコンセプトのG-STRIKERスイングアームも間もなく発売予定となっている。
取材協力:ストライカー(カラーズインターナショナル)
撮影:真弓悟史