2018年3月8日、欧州で2018新型フォルツァ300が公開された。ヤングマシン4月号(2月24日発売)でもスクープした通り、これが2018新型フォルツァ250となって国内にデビューすることは確実。現在大ヒットとなっているXMAX250の有力な対抗馬としても注目だ。
再びH・Yがスクーターで鎬を削るか
大阪&東京MCショーのホンダブースでは、本誌がスクープした赤モンキー125や昨年秋の東京モーターショーでは見られなかったモデル群が展示されると期待されるが、本誌調査では大阪会場でワールドプレミアとして発表予定の1台を特定した。
それはフォルツァ250のフルモデルチェンジ版だ。詳細は不明だが、欧州で’17年型でモデルチェンジしたフォルツァ125をベースにするのではというのが本誌予想。というのも、この1月に発売されるやあっという間にバックオーダーを抱え人気沸騰中のヤマハXMAX250がいるからだ。
XMAXは、ほぼ同デザイン同装備で、仕向け地に合わせ400、300、250、125とグローバル展開し、既に海外では一大ブランドを形成している。今や世界の潮流は、中〜小と一貫した共通化に向かっているのだ。ホンダもこの流れに乗り、フォルツァブランドでミドルスクーター市場におけるXMAX対抗馬を目指す!?
その1つがこの250と予想できる。ショー会場では実際に見比べられるはず。期待!(ヤングマシン4月号より)
トラコンや電動スクリーン、スマートキーを採用
フルフェイスヘルメットが2個収納可能な大容量トランクやスマートキーといった125 の豪華装備は、新型フォルツァ300にも受け継がれており、これは250版でも十分通用するだろう。特にフォルツァ125のトランク容量は48Lもあり、ライバルのXMAX250を3ℓも上回る。また、フォルツァ300のメーターには「T」マークのインジケーターが確認できるので、トラクションコントロールを装備していると思われる。さらにスクリーンの上下調整スイッチがあることから電動スクリーンを採用しているだろう。
新型フォルツァ250のデビューは大阪モーターサイクルショー
欧州で発表された新型フォルツァ300は、排気量を250にスケールダウンして日本国内で発売されるという情報だ。その初公開は3月16日からの大阪モーターサイクルショーで、そこに現車が出展されるのは間違いない。他にもインテックス大阪を舞台に、4メーカーの注目モデルをはじめ、最新の用品&パーツが勢揃いする。前売券1300円(ペア2200円)は現在販売中。高校生以下は無料だ。もちろん翌週3月23日からの東京モーターサイクルショーにも出展されるだろう。